セット整備は3節、キャリアボデーは今節

{{ good_count }}

この記事は最終更新日から1年以上が経過しています。

SGやGIになると、モーターの出ない選手が大整備をします。前年に使ったモーターの取り置いた部品をセットで交換するのです。ピストン2、リング4、シリンダーケースをまとめて交換します。クランクケースは交換できないので、セット整備したからといって、すぐに効果が出るものではありません。3節くらい使用すると、部品が全体になじんできて回転が上がるようにになり、パワーアップするとのことです。部品交換をメモでもしておけば有力なデータになります。   もう一つ大きな部品交換でキャリアボデーがあります。これはマフラーが格納されている部品です。一時マフラー洗浄が流行したことがあります。何かしら効果があるので、マフラー洗浄をしていたのです。今は禁止になっていますが、キャリアボデーの交換で同じような効果を期待しています。マフラーは回転とは関係ないので、部品のなじみは必要ありません。うまく当たれば即効果ありです。

桧村賢一

1947年福岡県生まれ。「競艇専門紙・ニュース」を経て、現在は「マンスリーBOAT RACE」のライターとして執筆活動のほか、レジャーチャンネルでのレース解説、BTS市原、岡部、岩間などで舟券塾を定期的に開催している。「舟券を獲る最強の教科書」(サンケイブック)「よくわかるボートレースのすべて」(サンケイブック)などボートレース著書多数。