旬レーサー 山口真喜子(長崎・25歳)

{{ good_count }}

この記事は最終更新日から1年以上が経過しています。

スロー発進のスタートが課題

今年に入ってスロー発進のレースをするようになっています。5月には初めて1コースからのレースをやりました。スタートを決めたものの、ターンができず6着大敗で10万円超の高配当を提供しました。2コースからのまくりで1着を取っているので、すぐに1コースからでも1着が取れるようになるでしょう。最近の平均スタートはコンマ14と早く、ターンスピードもあります。ダッシュ戦で勝てなかった分をスロー発進で補うことができるようになると、A級昇級も時間の問題です。

今回の地元戦でもスロー発進のレースが増えますが、まだスタートに安定感がありません。舟券はダッシュを選択したときの2着受けです。スロー発進のスタートが安定するようだと買い目は十分にあると判断しても良いでしょう。

諦めずに上の着を狙う

「選手になろうと思ったキッカケは、ボートレース好きの父に小さい頃からずっと薦められていて、興味を持ったからです。高校卒業後は格好良いなと憧れていた陸上自衛隊に入隊して、4年間は鹿児島で過ごしたんですが、その間もずっと『ボート選手になれ!』と薦められ、それで自分もだんだんとその気になったって感じです。

養成所の受験は高校の時の1回を含めて、3回目の126期で合格しました。そして2年前の5月に大村でデビューして、去年12月の大村で初勝利を挙げることができました。師匠の大串重幸さんからは『ターンマークをちゃんと回れ』と指導されていて、最近はデビュー当時と比べると、少しは良くなっていると思いますが、展開とかが見られていない面もあるし、旋回技術もまだまだ全然駄目です。もっと頑張らないと…と思っています。

最後まで諦めずに上の着を目指して走っているので、お客さんにはそこを見てもらいたいです。将来的には少しでも早くA1級に昇級したいです」

(マンスリーBOAT RACEより抜粋)

●1着決まり手(過去6ヶ月)

逃げ…0回 まくり…4回 まくり差し…4回 差し…1回 抜き…0回

※出場予定…大村=6月17日~22日

桧村賢一

1947年福岡県生まれ。「競艇専門紙・ニュース」を経て、現在は「マンスリーBOAT RACE」のライターとして執筆活動のほか、レジャーチャンネルでのレース解説、BTS市原、岡部、岩間などで舟券塾を定期的に開催している。「舟券を獲る最強の教科書」(サンケイブック)「よくわかるボートレースのすべて」(サンケイブック)などボートレース著書多数。