安いから買いたくなかったらパスしろ

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安いから買いたくなかったらパスしろ

安いオッズがあると、それを嫌って高いオッズを買う人がいます。シード番組に多いようです。お金のある人は、そういったレースがあるとまとめて舟券を買うものです。しかし、100円券のお客さんは的中できたとしても手にする金額は知れています。それでどうしても高いオッズの方に目が行くようになります。高いオッズが入る可能性があれば問題ありません。高いオッズに目が行くのは、可能性があるからではなく、単にオッズが高いという理由からです。100円券のお客さんは、少ない点数で舟券を買う傾向があります。持ってくる舟券資金の問題です。点数を絞った上に、理由のない舟券を買っても外れる確率が高くなるだけです。「安いから買いたくない」のなら、買わずに我慢するのも必要なことです。「それが出来れば苦労しない」のは分かりますが、舟券で負けると表向きは同情してくれますが、あくまでも表向きだけです。配当が付く仕組みを考えると、同情しない理由もわかるはずです。

100円券で楽しむなら、1点買いをせずに何レースかパスして、買いたいレースを見つけて4点買いなりするようにしてください。パスするレースは「明日のため」に必ず見ておくことです。

桧村賢一

1947年福岡県生まれ。「競艇専門紙・ニュース」を経て、現在は「マンスリーBOAT RACE」のライターとして執筆活動のほか、レジャーチャンネルでのレース解説、BTS市原、岡部、岩間などで舟券塾を定期的に開催している。「舟券を獲る最強の教科書」(サンケイブック)「よくわかるボートレースのすべて」(サンケイブック)などボートレース著書多数。