1コース日本一は大村、24位は戸田

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●24場の1コース1着率

1コース1着率
桐生54.3%
戸田42.9%
江戸川43.1%
平和島45.8%
多摩川52.9%
浜名湖54.6%
蒲郡54.5%
常滑57.7%
57.9%
三国56.0%
びわこ55.3%
住之江57.8%
尼崎61.5%
鳴門48.2%
丸亀57.0%
児島53.3%
宮島58.2%
徳山60.3%
下関62.8%
若松59.2%
芦屋63.8%
福岡53.2%
唐津53.2%
大村64.8%
(ひまひまデータ調べ)

前々期の大村は、芦屋、尼崎、徳山に1コース1着率で負けて4位でした。かつては1コース1着率が70%を超えて「イン日本一」を誇った大村です。今回は1位に返り咲きです。SGやGIで1コースが強かったことも影響しています。実感としては、デイレースの1コースは全国平均近く、ナイターレースになってから1コースが決まるという印象です。ただ、1コース絶対は崩れているので、「大村だから1コース」という先入観で舟券を組み立てない方が良いでしょう。大村に敗れた尼崎、徳山、芦屋は60%台を確保しており、これまでと大きな変化はありません。

1コースが弱いのは関東場です。戸田は前々期よりも1コース1着率が下がって42.9%です。3連対率は70%なので、1コースが3連単から外れる舟券もかなり有効です。戸田のような1コースの弱いレース場は、1コースを絡めるか、思い切って外すかを決めた上で、舟券を組み立てるのが賢明です。

桧村賢一

1947年福岡県生まれ。「競艇専門紙・ニュース」を経て、現在は「マンスリーBOAT RACE」のライターとして執筆活動のほか、レジャーチャンネルでのレース解説、BTS市原、岡部、岩間などで舟券塾を定期的に開催している。「舟券を獲る最強の教科書」(サンケイブック)「よくわかるボートレースのすべて」(サンケイブック)などボートレース著書多数。