山崎智也に幻のCFがあった
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山崎智也に幻のCFがあった
「艇界の貴公子」と呼ばれた山崎智也が引退しました。貴公子と言えば、「北関東の貴公子」と呼ばれた中里英夫が早かったのですが、いつのまにか山崎の異名になってしまいました。
そんな山崎をテレビCF(Commercial Film)に使えば、ボートの人気が上がるのではないかと企画されたのが、2002年の放映予定のCFでした。遠藤久美子がプリンセス、山崎智也がプリンスの役になり、都内のスタジオで2日かがりで撮影が行われました。ラストは山崎が大きなタイトルを獲って、遠藤久美子にプロポーズする設定ではなかったかと思います。
なぜ、そのCFがお蔵入りしたかと言えば、その年のグランプリで山崎がフライングをしたからです。地方場からの舟券の発売報告が通信障害で遅れたため、グランプリの実況時間に間に合わず、30分遅れでスタートしました。その時に山崎がフライングをしたのです。 いろいろな意味でスター性のある選手でした。
CF撮影を取材した時のゲラを持っているので、問題がなければオールスターの時にでも公表したいと思います。ファン投票1位で優勝した選手ですから。
1947年福岡県生まれ。「競艇専門紙・ニュース」を経て、現在は「マンスリーBOAT RACE」のライターとして執筆活動のほか、レジャーチャンネルでのレース解説、BTS市原、岡部、岩間などで舟券塾を定期的に開催している。「舟券を獲る最強の教科書」(サンケイブック)「よくわかるボートレースのすべて」(サンケイブック)などボートレース著書多数。