4月は級別審査の締め切り月

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●級別の種類および基準

級別 定率 2・3連率、勝率 事故率 出走回数

A1級 20% 2連対率30%以上、3連対率40%以上で勝率上位 0.70以下 90回以上

A2級 20% 2連対率30%以上、3連対率40%以上A1を除く勝率上位 0.70以下 70回以上

B1級 50% 勝率2.00以上、A1・A2を除く勝率上位 0.70以下 50回以上

B2級 A1級、A2級およびB1級以外の者

●級別と平均年収

A1級 3400万円

A2級 1900万円

B1級 1100万円

B2級 800万円

全選手平均年収 1800万円

●各級別ボーダー勝率

期別 A1級 A2級

2021後期 6.20 5.43

2021前期 6.23 5.37

2020後期 6.20 5.41

2020前期 6.21 5.35

2019後期 6.24 5.37

2019前期 6.21 5.40

峰は復帰してもB1級からスタート

ボート選手の級別は毎年2回です。7月1日から適用される2022年後期の級別審査は、4月30日が締め切りです。ペナルティーで休んでいる峰竜太は、今期の出走回数が65走に満たないので、8点台の勝率をマークしていてもB1級からのスタートになります。級別によってあっせん日数、高額賞金レースへの出場が決まるので、4月は一つでも上の級別を目指して勝負駆けです。ただ、誰もが勝負駆けをするわけではありません。勝率を下げないための走り方、事故率を減らすための走り方もあるので、選手がどういった選手心理で走っているか読むことも大切です。

桧村賢一

1947年福岡県生まれ。「競艇専門紙・ニュース」を経て、現在は「マンスリーBOAT RACE」のライターとして執筆活動のほか、レジャーチャンネルでのレース解説、BTS市原、岡部、岩間などで舟券塾を定期的に開催している。「舟券を獲る最強の教科書」(サンケイブック)「よくわかるボートレースのすべて」(サンケイブック)などボートレース著書多数。