
{{ good_count }}
この記事は最終更新日から1年以上が経過しています。
年間1500台、価格は60万円
ボートレースで使用しているモーターは、2サイクルのモーターです。年間約1500台が供給されています。価格は約60万円です。ガソリンと潤滑油を混合した燃料を使用しています。混合比は全国共通で、ガソリン40に対してオイルが1の割合です。レースが開催される日の早朝に、その日に使用する量のガソリンとオイルを混合する作業をして準備します。それを小分けしてピットに置いておき、選手は2、3リットルの燃料タンクに注ぎます。ガソリンスタンドで給油するのと違って、ほとんどが手作業です。遠い将来、ガソリンエンジンが使用されなくなると、ボートレースも電気動力に変わるかもしれません。馬力は低出力モーターになって、それまでよりも最高回転数が200回転落ち、31馬力になっています。
競走用モーターには変速機がない
ボートレースのモーターには、自動車のような変速機がついていません。レースでは、レースに進行状況によって、求められるものが違ったきます。
大きく分けると4つです。
・コース取りを有利にする「ピット離れ」
・スタートするときの加速に必要な「出足」
・スタートをしてから取り残されないための「伸び」
・モーターに一番負荷の掛かるターンの時の「回り足」
さらにターンをして直線を向く時に推してくれる「二の足」も必要になってきます。そのいずれもを満たすのがエース機と呼ばれる存在ですが、排気量が同じモーターなので、すべての項目にわたってリードできるとは限りません。モーターそのものが持っている潜在能力、選手が求めるパワーが合致すれば良いのですが、選手によって毎回求めるところが違います。継続して強力パワーを維持できない理由は、モーターと選手の求めるところが違っているからです。選手がどの部分を主に求めいるかをコメントなどで読んでいけば、選手の走りの傾向がわかめようになります。
1947年福岡県生まれ。「競艇専門紙・ニュース」を経て、現在は「マンスリーBOAT RACE」のライターとして執筆活動のほか、レジャーチャンネルでのレース解説、BTS市原、岡部、岩間などで舟券塾を定期的に開催している。「舟券を獲る最強の教科書」(サンケイブック)「よくわかるボートレースのすべて」(サンケイブック)などボートレース著書多数。
注目ワード
ボートレースに関する基礎知識から深い知識までを完全網羅。このコラムを熟読すればあなたもボートの鉄人になれる!
マクール客員編集長・西山貴浩による爆笑コラム。16年2月号から連載開始し100回以上続く人気コラム。
編集長・渡辺がボート界の“モヤモヤ”に切り込み、賛否渦巻く話題を大胆に考察。
令和の「梁山泊」が爆誕!舟券攻略に命を燃やす者たちの熱き戦。毎月テーマを変えてデータを研究・発表するコラム。
本誌目玉のレーサーインタビュー。最も旬な選手や際立ったトピックがある選手にじっくり話を聞く。
2011年より掲載していた現役レーサー西村美智子のブログがコラムコーナーにてリニューアル。
今やボート界の顔ともいえる人気者・永島知洋が、満を持してコラムを執筆。これを読むときっと旅打ちに行きたくなる!?
ボート配信でもお馴染みの“シマレナ”こと島田玲奈が綴る、爆益を目指す“社長”のリアルをたっぷりにお届けします。
報知新聞・藤原邦充記者による硬派なコラム。全国のレース場で取材を積み重ねてきた見地から、艇界をズバリ斬る。
編集長・渡辺と副編集長・上杉による社説。艇界の今を分析し、忌憚ない意見を述べる。
九州を拠点に、若手選手に精通するスポーツ報知・井上泰宏記者。卓越した取材力を駆使し、選手の“素”を読者にお伝えする。
ボートレース芸人すーなかのコラム。22年8月号より「コラムのピット」にて連載開始。軽妙な論調でボート愛を語る。
MC&リポーター濱野智紗都のコラム。24年9月号より「コラムのピット」にて連載開始。ボートレース強火オタクとして愛を持って発信。
元競輪選手・日野未来のコラム。25年3月号より「コラムのピット」にて連載開始。ボートレースに注ぐ熱いまなざしを余すことなく綴る。
本誌「マクール」の創刊から携わってきた山本圭一が、ボート界・最近30年の動きを1年ごとに伝える。
ボートレース児島の攻略コラム。水面傾向や風、季節ごとの狙い目まで網羅します。
ボートレース福岡の攻略コラム。水面傾向や風、季節ごとの狙い目まで網羅します。
ボートレース大村の攻略コラム。水面傾向やモーター情報、季節ごとの狙い目まで網羅します。
平和島
平和島
児島
江戸川
平和島
大村
大村
江戸川