4カドを狙うなら8点買え

{{ good_count }}

この記事は最終更新日から1年以上が経過しています。

超伸び型選手の活躍に刺激されてか伸びを引き出す選手が増えてきました。超伸び型にまくられてしまえば6着大敗になるので、それを防ぐ意味で伸びを付けているのです。そんな選手が4コースのカドになるとまくりを期待したくなります。4コースがまくると想定すると、舟券は4-5-流しになります。しかし、4コースがまくり、それに5コースが流れ込むといった展開は、期待したほど成立しません。全速で回すとバックの外に流れるので、後から差してきた選手に合わされます。まくり差しに入ると、前詰まりといったことも起きてきます。

4コースの選手から買うにしても、5コースの選手の3着受けが必要になるのです。カドがまくり差しに構えると、今度は1コースが残る展開になります。高配当は絞って取れる程簡単なものではありません。「高配当を取るならたくさん流せ」が正解です。最低でも8点は必要です。

桧村賢一

1947年福岡県生まれ。「競艇専門紙・ニュース」を経て、現在は「マンスリーBOAT RACE」のライターとして執筆活動のほか、レジャーチャンネルでのレース解説、BTS市原、岡部、岩間などで舟券塾を定期的に開催している。「舟券を獲る最強の教科書」(サンケイブック)「よくわかるボートレースのすべて」(サンケイブック)などボートレース著書多数。