「ちょっと待てよ」の気持ちがあれば、穴が取れる

ボートレースはスタートと1マークで決着がつきます。シンプルで早いテンポのレース進行が好きだという人もいます。他の競技を見ている人にすれば、スタートをした瞬間に「1はない」と言うと驚きます。1コースが1艇身も立ち遅れると出番はありません。こうしたシンプルなレースが多いので、舟券作戦を立てるときも雑になってきます。1コースが逃げるか負けるかだけを考えて、逃げが決まる思うと2着を決めて3着を流すといった買い方をします。その通りに決まれば問題なしですが、思ったように決まるのは3回に1回くらいです。そして後になって考えると見落としがあるのに気がつきます。B級というだけで見切った選手が強力モーターを手にして一発決めるケース、外枠というだけで2着から外していたケースなどです。舟券を買う前に「ちっょと待てよ」の気持ちを忘れないようにすれば、人気の死角が見つかるかもしれません。