クイーンズCの舟券 遠藤エミの買い頃、外し頃
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今回のクイーンズC選考順位1位は、獲得賞金5272万円を獲得した遠藤エミです。過去9回の大会で、選考順位1位で優勝したのは、2回大会の平山智加しかいません。1回大会からの優勝と選考順位の関係は、4、1、6、10、4、2、11、9、4位です。選考順位と優勝者の関連は薄いということでしょう。選考順位1位の選手に舟券を託すのはリスクが大きくなります。買い頃、外し頃をしっかりと押さえておく必要があります。
●遠藤エミのコース別成績は決まり手(2021年1月~12月)
コース 出走数 1着 1着率 2着率 3着率 平均S 発順
1コース 70 56 80.0% 88.5% 94.2% 0.14 2.5
2コース 47 17 36.1% 63.8% 74.4% 0.13 2.6
3コース 46 14 30.4% 60.8% 80.4% 0.14 2.2
4コース 45 10 22.2% 48.8% 73.3% 0.17 2.7
5コース 36 4 11.1% 44.4% 61.1% 0.16 3.0
6コース 28 2 7.1% 21.4% 50.0% 0.18 3.4
コース別決まり手
コース 出走数 1着数 逃げ 差し まくり まくり差し 抜き 恵まれ
1コース 70 56 53 0 0 0 3 0
2コース 47 17 0 9 7 0 1 0
3コース 46 14 0 4 7 2 1 0
4コース 45 10 0 2 4 3 1 0
5コース 36 4 0 0 3 0 1 0
6コース 28 2 0 0 1 1 0 0
(集計・艇国データバンク)
●遠藤エミの対戦成績(過去1年)
遠藤エミ 着順23112613112255
vs平高奈菜 着順64331335364533
平高に対しては相性の良さを見せています。遠藤が1枠のときに平高が3着になるケースが目立ちます。遠藤が負けたレースは、平高が1号艇でした。
遠藤エミ 着順1261122
vs守屋美穂 着順5412254
どちらが1着になる確率が高いようです。1枠を手にした方が1着というケースが目立ちます。遠藤が1着、守屋が2着が3回もあるのは注目しておきたいところです。
遠藤エミ 着順123115132
vs田口節子 着順341421651
互角に近い成績です。共倒れするケースは1回もありません。どちらかが着絡みをしており、どちらを舟券の軸にするかがポイントになります。もちろん1枠が有利です。
遠藤エミ 着順3262111121511
vs渡邊優美 着順4133533255244
キャリアの差がはっきりと成績に表れています。1回だけ渡邊が1着になっていますが、大村の優勝戦で渡邊が1号艇の時です。それ以外は枠に関係なく遠藤が先着です。
遠藤エミ 着順411225531136112
vs小野生奈 着順126114154212333
舟券の両立がするのがこの二人です。両立をしなかったのは2回しかありません。両立のときは、1枠をもらった方が1着を取り、相手が2着か3着になるケースです。
遠藤エミ 着順2212426111512112
vs平山智加 着順1444215532453336
遠藤は平山に対して相性の良さです。スピードで攻める遠藤に対して、小回りでしのぐ平山の差が対戦成績に出たということです。遠藤が1着、平山3着が定番です。
遠藤エミ 着順21114132551111421311232152122
vs細川裕子 着順32246423313463154434355333554
対戦するレースの多さでは細川が1位です。スタート事故の少ないことと、実力評価が近いことも影響しています。遠藤が1着になり、細川の2、3着が目立ちます。
遠藤エミ 着順1211151
vs西村美智子 着順4165512
ワンツーになったレースが2回ありますが、全体の傾向は遠藤が1着で西村が着外というケースです。スタートで攻める西村に対して、スピードで優位に立つのが遠藤です。
遠藤エミ 着順511621
vs寺田千恵 着順163452
福岡の女子戦で遠藤は寺田でまくられていますが、負けたのは、この1回のみ。次から遠藤が圧勝です。ほとんどの対戦ケースで、遠藤は寺田よりも枠番で有利になっています。
遠藤エミ 着順323失36114231111311
vs海野ゆかり 着順231341551124466432
今年の前半は海野も善戦していましたが、後半になると遠藤が圧勝です。海野が着外落ちすることも多く、遠藤が1枠なら、海野が勝つ可能性はありません。
遠藤エミ 着順32251
vs大山千広 着順11124
遠藤が負け越しています。対戦する回数が少ないこともありますが、ターンスピードで大山の方が上という見方もできそうです。1枠でなくても大山が先着です。
1947年福岡県生まれ。「競艇専門紙・ニュース」を経て、現在は「マンスリーBOAT RACE」のライターとして執筆活動のほか、レジャーチャンネルでのレース解説、BTS市原、岡部、岩間などで舟券塾を定期的に開催している。「舟券を獲る最強の教科書」(サンケイブック)「よくわかるボートレースのすべて」(サンケイブック)などボートレース著書多数。