ミッドナイトのS展示は見ないと損

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大村でミッドナイトレースを開催しています。レース間隔が短いこともあって、レースとレースの間のスタート練習はやっていません。1Rが始まる前に各レースごとにスタート練習はやっていますが、ディに近い時間帯のスタート練習だと気温も違えば、風景も違います。まだ外が明るい時とナイター照明が点灯してからだと、大時計の見え方も違ってきます。レース直前のスタート展示を参考にして本番のスタート勘を磨いていくしかありません。

スタート展示で自分の勘よりも大きくスタート勘がずれていると、修正に迷いが出てきます。自分の勘通りだと本番のスタートも自信をもって行けます。スタート展示では、大きくフライングをした選手やスタートの届かなった選手よりは、タッチに近いスタートを決めている選手を軸にしてください。1コースの選手がスタートに迷いのあるレースでは高配当が飛び出しやすくなります。

桧村賢一（コラムニスト）

桧村賢一

1947年福岡県生まれ。「競艇専門紙・ニュース」を経て、現在は「マンスリーBOAT RACE」のライターとして執筆活動のほか、レジャーチャンネルでのレース解説、BTS市原、岡部、岩間などで舟券塾を定期的に開催している。「舟券を獲る最強の教科書」（サンケイブック）「よくわかるボートレースのすべて」(サンケイブック)などボートレース著書多数。