24場1コース1着率(集計・2021年5月~10月)

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●24場1コース1着率(集計・2021年5月~10月)

レース場 1コース 4コース

桐生 N 54.9% 10.8%

戸田 D 43.5% 14.3%

江戸川 D 43.1% 13.8%

平和島 D 44.8% 13.1%

多摩川 D 52.7% 10.6%

浜名湖 D 51.8% 11.6%

蒲郡 N 56.2% 12.3%

常滑 D 57.6% 10.6%

津 D 56.1% 12.5%

三国 M 56.4% 7.8%

びわこ D 54.5% 11.0%

住之江 N 57.5% 9.7%

尼崎 D 63.5% 8.1%

鳴門 D 51.1% 11.8%

丸亀 N 54.2% 12.3%

児島 D 57.3% 11.6%

宮島 D 59.0% 9.7%

徳山 M 63.4% 9.9%

下関 N 58.4% 11.4%

若松 N 57.4% 10.6%

芦屋 M 63.9% 10.3%

福岡 D 50.6% 12.1%

唐津 M 55.0% 11.5%

大村 N 60.9% 9.2%

※M…モーニング D…デイ Nナイター

4カド戦に期待できるのは関東場

これまでの1コース最強は大村の1着率70%があります。徳山、芦屋、大村で「イン日本一」を競っていましたが、前期は大村の1コース1着率が66.1%から5%近くダウンして60.9%です。3連単の万穴が飛び出していたのは、過去の大村のイメージで舟券を買ってたからです。

大村に代わって1コースが強くなったのが尼崎です。イン日本一になった芦屋の63.9%にわずかに及ばないものの、63.5%は全国2位です。向い風が強く吹く日が少なかったせいもあるでしょう。冬場になると六甲おろしが吹くので、これまでのように1コースが決まるかどうかです。

1コース最弱は戸田が定番でしたが、前期は江戸川が1位になりました。関東の江戸川、戸田、平和島が40%台というのは納得です。4コース1着率は戸田の14.3%、5コースは鳴門の7.8%、6コースは江戸川の3.6%が1位です。4コースの1着率が10%未満のレース場は、「シゴロのボックス」の出現を期待できません。4コースを絡めるとしても1コースをつけたボックス買いが賢明でしょう。

桧村賢一

1947年福岡県生まれ。「競艇専門紙・ニュース」を経て、現在は「マンスリーBOAT RACE」のライターとして執筆活動のほか、レジャーチャンネルでのレース解説、BTS市原、岡部、岩間などで舟券塾を定期的に開催している。「舟券を獲る最強の教科書」(サンケイブック)「よくわかるボートレースのすべて」(サンケイブック)などボートレース著書多数。