イン日本最強は芦屋、イン日本最弱は江戸川

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●全国コース別成績(集計・2021年5月~10月)

コース 1着率 2着率 3着率

1コース 55.2% 17.2% 8.8%

2コース 14.0% 25.0% 18.9%

3コース 12.6% 21.7% 20.6%

4コース 11.1% 17.7% 20.1%

5コース 5.8% 12.6% 16.9%

6コース 1.9% 6.2% 13.3%

モーター、ルール変更なしで1コースの強さは変わらず

前々期の全国1コース1着率は56.8%でした。前期は55.2%で、わずかに1コースが弱くなっているものの、「1コース有利」の流れは変わっていません。チルトを上げたり、伸び型にする選手が出てきたのも、1コースをわずかに弱くした要因かもしれません。モーター性能も同じ、ルール変更もなければ、同じように数字になるのは仕方のないことです。2コースからの外についても前々期と変わっていません。超伸び型の選手がいないかぎりは、これまでどおりの舟券の買い方でかまいません。カドについては過剰な期待をしないことです。1着は「中ヘコミ」で、4コースの選手が展示1番計といった条件を満たしたときだけといった限定的な買い方になるでしょう。

桧村賢一

1947年福岡県生まれ。「競艇専門紙・ニュース」を経て、現在は「マンスリーBOAT RACE」のライターとして執筆活動のほか、レジャーチャンネルでのレース解説、BTS市原、岡部、岩間などで舟券塾を定期的に開催している。「舟券を獲る最強の教科書」(サンケイブック)「よくわかるボートレースのすべて」(サンケイブック)などボートレース著書多数。