ボートレースは個人戦から再び集団情報戦へ
{{ good_count }}
この記事は最終更新日から1年以上が経過しています。
●関東地区勝率ベスト5
順位 選手名(支部) 勝率
1 毒島誠(群馬) 8.38
2 江口晃生(群馬) 8.14
3 濱野谷憲吾(東京) 8.10
4 桐生順平(埼玉) 7.89
5 齊藤仁(東京) 7.35
●東海地区勝率ベスト5
順位 選手名(支部) 勝率
1 池田浩二(愛知) 8.50
2 磯部誠(愛知) 7.90
3 赤岩善生(愛知) 7.82
4 坪井康晴(静岡) 7.64
5 平本真之(愛知) 7.60
●近畿地区勝率ベスト5
順位 選手名(支部) 勝率
1 山崎郡(大阪) 7.80
2 馬場貴也(滋賀) 7.73
3 金子龍介(兵庫) 7.73
4 秦英悟(大阪) 7.68
5 上條暢孝(大阪) 7.39
●四国地区勝率ベスト5
順位 選手名(支部) 勝率
1 田村隆信(徳島) 7.49
2 平高奈菜(香川) 7.35
3 林美憲(徳島) 7.29
4 菅章哉(徳島) 7.25
5 島村隆幸(徳島) 7.05
●中国地区勝率ベスト5
順位 選手名(支部) 勝率
1 白井英治(山口) 8.36
2 田口節子(岡山) 7.85
3 辻栄蔵(広島) 7.62
4 前本泰和(広島) 7.62
5 守屋美穂(山口) 7.56
●九州地区勝率ベスト5
順位 選手名(支部) 勝率
1 峰竜太(佐賀) 8.85
2 上野真之介(佐賀) 8.01
3 赤坂俊介(長崎) 7.73
4 深川真二(佐賀) 7.65
5 瓜生正義(福岡) 7.60
モーターを出すグループに注目
地区別勝率ベスト5を見ると、大阪支部にかなりの変化が起きています。松井繁がフライング2本というのもありますが、グランプリ覇者の名前がありません。太田和美、田中信一郎、石野貴之が苦戦しています。名前で舟券を買う時代ではないのでしょう。
近畿支部で勝率NO.1は山崎郡ですが、今年のダービーでは見せ場がありませんでした。上のレベルでどこまで通用するのか。この半年間で実力が試されます。
福岡支部は瓜生正義がベスト5入りしているものの、いつもの顔ぶれがいません。峰竜太、上野真之介の同じグループが活躍です。モーターやプロペラ調整の最新情報が必要です。
グループで活躍が目立つのは愛知支部の常滑グループです。このグループの若手が成長してくることは間違いなしでしょう。グループについての情報は、専門紙「ガイド」に載っています。持ちペラ時代のように集団でプロペラゲージやモーター調整の情報を共有する時代が始まったのかもしれません。強い選手がいても、個々人がバラバラの支部は勝率が上がっていません。超伸び型選手の存在が、これからの時代を示唆しています。
1947年福岡県生まれ。「競艇専門紙・ニュース」を経て、現在は「マンスリーBOAT RACE」のライターとして執筆活動のほか、レジャーチャンネルでのレース解説、BTS市原、岡部、岩間などで舟券塾を定期的に開催している。「舟券を獲る最強の教科書」(サンケイブック)「よくわかるボートレースのすべて」(サンケイブック)などボートレース著書多数。