ミッドナイトの2回走りは前半、後半も同じ着順

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下関で今日からミッドナイターレースが始まります。午後5時からスタートして午後10時前に最終レースです。他場のナイターが終わってから2、3レースの舟券が買えるようです。出場選手は、ダービー直前ということもあって、A1級の信頼度は下がります。1号艇をもらえなかったら惜敗ということ考えておきたいものです。

ミッドナイターレースは、レース間隔が短くなります。2回走りは前半のレースが終わると、展示航走の準備もあるので、ゆっくりモーター整備をする時間がありません。プロペラを叩くにしても、繰り返し試走をする暇もないでしょう。その結果、前半のレースで気配の悪かった選手は、後半でも変わり身を期待できず、好成績をマークした選手は、後半でも好成績を残すようになります。対戦相手が変わっても同じ着順を取る選手が増えるはずです。

桧村賢一（コラムニスト）

桧村賢一

1947年福岡県生まれ。「競艇専門紙・ニュース」を経て、現在は「マンスリーBOAT RACE」のライターとして執筆活動のほか、レジャーチャンネルでのレース解説、BTS市原、岡部、岩間などで舟券塾を定期的に開催している。「舟券を獲る最強の教科書」（サンケイブック）「よくわかるボートレースのすべて」(サンケイブック)などボートレース著書多数。