手間でも周回展示は見た方が良い
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マスターズの解説で元選手の青山登さんが興味あるコメントをしていました。ヤマト331型(低出力モーター)になってから、モーターの動きが日替わりになるというのです。理由はモーターとプロペラのマッチングだそうです。小さなプロペラだとモーターに対する負担も少なくて済んでいたので、出るモーターはシリーズを通じて出ていたそうです。ところが大きなプロペラになると、今のモーターでは負担が大きすぎるそうです。うまく調整が合えばプロペラを回せても、少し調整を外すと回せなくなります。夏場はモーニング、デイ、ナイターで気温が変わってきます。走る時間帯に合わせた調整が必要になりますが、少しの調整ミスが致命傷になるとか。前日に動きが良くても、走る時間帯が変わることで、調整のやり直しです。うまく調整ができているかどうかは直前の動きでチェックするしかありません。手間でも展示航走を見る手間だけは省かないようにしたいものです。調整が合わないと、周回展示のターンときにボートが暴れる傾向です。
1947年福岡県生まれ。「競艇専門紙・ニュース」を経て、現在は「マンスリーBOAT RACE」のライターとして執筆活動のほか、レジャーチャンネルでのレース解説、BTS市原、岡部、岩間などで舟券塾を定期的に開催している。「舟券を獲る最強の教科書」(サンケイブック)「よくわかるボートレースのすべて」(サンケイブック)などボートレース著書多数。