尼崎の展示タイムは電子計測

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尼崎の展示タイムは2020年4月から展示計測になりました。計測位置は、周回展示の2周目1マークを回って75m地点から150m区間です。展示計測なので、手動と違って正確にタイムが出ます。他のレース場はスリット裏から計測しているので、「伸び」がタイムに反映されますが、尼崎のような1マーク直後から計測すると「加速」がタイムに反映されます。実戦に近いタイムです。これと同じ計測をしているのは、徳山、福岡、大村です。1コースに入る選手が展示1番時計をマークすれば1着になる確率が高くなります。1番時計を巻くできないときが「まくってちょーだい!!」のレースです。

●展示1番時計コース別1着率

1コース 69.4%

2コース 20.5%

3コース 14.6%

4コース 12.2%

5コース 9.0%

6コース 2.6%

桧村賢一

1947年福岡県生まれ。「競艇専門紙・ニュース」を経て、現在は「マンスリーBOAT RACE」のライターとして執筆活動のほか、レジャーチャンネルでのレース解説、BTS市原、岡部、岩間などで舟券塾を定期的に開催している。「舟券を獲る最強の教科書」(サンケイブック)「よくわかるボートレースのすべて」(サンケイブック)などボートレース著書多数。