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展示航走が終わるとスタートタイミングと展示タイムが公表されます。注目したいのは1コースに入った選手の展示タイムです。1コースが強い最近のレースでは、ダッシュで展示1番時計を出しても突出したタイムでなければまくりが決まりません。6コースに関しては無視しても構わないほどです。
●1コース展示1番時計1着率(過去6ヶ月)
レース場 展示1番時計 (1コース1着) 増減
桐生 63.9% (55.4%) +8.5%
戸田 52.7% (46.8%) +5.9%
江戸川 55.6% (50.1%) +5.5%
平和島 47.4% (44.3%) +3.1%
多摩川 58.2% (55.5%) +2.7%
浜名湖 62.9% (54.2%) +8.7%
蒲郡 63.9% (54.1%) +9.8%
常滑 61.3% (56.5%) +4.8%
津 71.1% (61.9%) +9.2%
三国 59.1% (54.8%) +4.3%
びわこ 59.1% (56.0%) +3.1%
住之江 66.8% (60.9%) +5.9%
尼崎 68.7% (60.9%) +7.8%
鳴門 55.0% (49.6%) +5.4%
丸亀 61.1% (54.5%) +6.6%
児島 64.7% (57.0%) +7.7%
宮島 63.2% (59.0%) +4.2%
徳山 72.8% (63.1%) +9.7%
下関 64.0% (61.0%) +3.0%
若松 69.4% (60.7%) +8.7%
芦屋 72.8% (64.6%) +8.2%
福岡 66.2% (55.4%) +10.8%
唐津 64.8% (56.6%) +8.2%
大村 73.4% (66.1%) +7.3%
1コースが展示1番時計を出せば「買え」
過去6ヶ月の集計で、1コースが展示1番時計をマークしたときに1着率が70%を超えるのは、津、徳山、芦屋、大村の4場です。1コースの1着率が60%を超えているレース場です。これにA1級選手といったもう一つの条件をつけると、1コースの信頼度はさらにアップします。本命勝負をするときに、展示1番時計をマークしているかどうかが重要なデータになります。このデータを裏読みすれば、「展示1番時計をマークしていないときは高配当狙い」といった考えもできます。
展示1番時計で評価をアップ
1コースが展示1番時計をマークすると、1コースの1着率がアップするのは福岡です。10.8%も1着率がアップします。展示タイムの計測位置が1マーク寄りの尼崎、徳山、大村もアップです。レーザー光線を使った計測なので、高い精度で加速領域が展示タイムで反映されるからです。桐生、蒲郡もアップしています。
平和島、多摩川は展示1番時計に振り回されるな
1コースが展示1番時計を出しても成績に連動しないのは平和島と多摩川です。もともと1コースの弱い平和島は、1コースの選手が展示1番時計を出してからといって1着率が特別に増えるといったことはありません。多摩川も同じような傾向です。手動でタイム計測をしているので、精度に問題があるのかもしれませんが、展示タイムよりも他の勝因を考えた方が良いようです。西日本では下関も低い数字です。
4コースが展示1番時計の取捨
4コースが展示1番時計をマークすると1着率が20%を超えるレース場は5場あります。1位は戸田の28.6%です。20%を超えているのは戸田の他に蒲郡(20.2%)、鳴門(20.1%)、丸亀(20.3%)、唐津(22.3%)です。1着軸というよりも軸艇にした方が良いかもしれません。軽視して良いのは多摩川と江戸川で、それぞれ10.0%と10.2%しかありません。常滑、三国、尼崎、下関も低い数字なので、4コースの展示タイムが良いからといって無条件で舟券の軸にしない方がよいでしょう。
1947年福岡県生まれ。「競艇専門紙・ニュース」を経て、現在は「マンスリーBOAT RACE」のライターとして執筆活動のほか、レジャーチャンネルでのレース解説、BTS市原、岡部、岩間などで舟券塾を定期的に開催している。「舟券を獲る最強の教科書」(サンケイブック)「よくわかるボートレースのすべて」(サンケイブック)などボートレース著書多数。
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