SGで優勝する王道がある
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第48回オールスターは今日が準優日、明日31日が優勝戦です。最近6大会は、すべて1コースからの逃げで決着しています。第41回(福岡)は菊地孝平が2コースから差し。コース取りがもつれた第40回は、新田雄史が3コースから差して優勝して高配当を出しています。
最近のSGはコース取りが乱れることが少なく、優勝者も、予選得点率1位で準優1号艇を手にして逃げ。優勝戦はリハーサル済みの1コースで再度逃げを決めるというパターンです。予選中に外枠に回ったときに大崩れのない着取りをした選手が、それに該当します。今回は、このパターンにはまるのでしょうか。ただ、今日の準優11Rは前付けが想定される難解なレースです。これまでのパターンがはまらないかもしれません。
オールスター記録集
・オールスターの最多優勝は野中和夫の6回、これは、同一SGの優勝回数としては歴代最多記録。次いで3回は中道善博、山崎智也。2回優勝は彦坂郁雄、松井繁、植木道彦、瓜生正義、井口佳典。
・ファン投票で第1位に選ばれた回数は、今村豊が最多の6回。今回出場の峰竜太は5年連続5回目のファン投票1位。連続1位は松井繁の4回が最高なので峰の5年連続は新記録です。
・ファン投票第1位選出者は過去47回中13回優出。うち優勝は4回(野中が3回、山崎が1回)
・委員会推薦で出場して優勝したのは、平本真之、篠崎仁志です。
・平本真之と白井英治がオールスターで3年連続優出中。オールスターの連続優出記録は濱野谷憲吾が04年~08年の5年連続(SG歴代2位)、次いで服部幸男が13年~16年の4年連続優出があります。同一SGの連続優出記録は松井繁が98年~04年グランプリで7年連続を達成しています。
参考記録で毒島誠が13年オーシャンカップ以来、開催されたすべてのSGに出場しており、今回で51大会連続出場です。もちろん歴代記録を更新中。
1947年福岡県生まれ。「競艇専門紙・ニュース」を経て、現在は「マンスリーBOAT RACE」のライターとして執筆活動のほか、レジャーチャンネルでのレース解説、BTS市原、岡部、岩間などで舟券塾を定期的に開催している。「舟券を獲る最強の教科書」(サンケイブック)「よくわかるボートレースのすべて」(サンケイブック)などボートレース著書多数。