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5042畑田 汰一(埼玉・22歳)
今年の最優秀新人選手の最有力候補と期待されている選手です。デビュー当時からターンの上手い選手として注目されていましたが、期待どおりの活躍ぶりです。170cmを活かした豪快なターンが武器です。峰竜太が「今のレースは身長がないと厳しい」とコメントしていましたが、若くして活躍する選手も長身が多いようです。師匠は中田竜太です。来期の級別で初のA1級入りも確定しています。
展示タイムは信用してください
「中田竜太さんに、師匠になってくださいとお願いしました。デビューしてから1年以上は経っていたんですが、その時に『自分の乗り方があるから真似しないでね』って言われてしまったんで(笑)。 まだ滑らせるターンっていう感覚はわかってはいないんですが、身長が175cmあるので、ターンをする時にボートからはみでちゃう。モンキー姿勢が誰の真似をしているということもないです。デビューしてから練習してきたことは、とりあえず頭の位置を低くしようと考えていて、気がついたら今のターンの形になっていました。
ターンはまだ安定感がないですね。ターンを安定させるにはプロペラの調整力とかも大事だと思うんですが、まだそういう調整力が全然身についていないです。
プロペラは回さないで、ちょっと止めています。先輩に教わったんですけど、大きいレースに行ったら、皆(回転を)止めた(ピッチが)強めのプロペラが多いって聞いたので、自分も思い切った強めのプロペラでレースをしています。さすがに全然回っていないとか、そういうのは別ですけど、ちゃんと進んで、それなりにちゃんとつかんでくれれば。そういうプロペラで乗ることを意識しています。
リズムが良くてトントントンと良い成績を獲っているときは、思い切ったレースができます。逆に、リズムが悪い時はレースが小っちゃくなっちゃったり、いろいろと変な考えことをしてしまう。なので僕の成績が良い時に買ってください。バックストレッチの展示はフルかぶりなので、展示タイムも信頼できると思います」
(マンスリーBOAT RACE・万穴ハンター石井誠司より抜粋)
●1着決まり手(過去6ヵ月)
逃げ…20回 まくり…11回 まくり差…6回 差し…5回 抜き…2回
※出場予定…宮島レディース&ルーキー=5月5日~10日
1947年福岡県生まれ。「競艇専門紙・ニュース」を経て、現在は「マンスリーBOAT RACE」のライターとして執筆活動のほか、レジャーチャンネルでのレース解説、BTS市原、岡部、岩間などで舟券塾を定期的に開催している。「舟券を獲る最強の教科書」(サンケイブック)「よくわかるボートレースのすべて」(サンケイブック)などボートレース著書多数。
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