旬レーサー 4787 椎名豊(群馬・32歳)

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4787椎名豊(群馬・32歳)

典型的な攻撃型で、アタマあってヒモなし

2013年にデビューしました。2017年の第4回ヤンクダービーで優出、昨年は関東地区選、蒲郡周年で優出と群馬の次期エースとして期待されている選手です。走りは徹底した攻撃型です。過去6ヶ月間の決まり手でもまくりで勝つ回数が圧倒的です。着順傾向は1着が突出して、2、3着がほとんどありません。わかりやすい選手です。3、4コースからのレースで狙い頃です。

展示タイムが良い時が狙い頃。

「レースの駆け引きは元々弱いと思っています。自分でもピンロクのレーサーだと思っているので。中枠でも外枠でもイチかバチかのターンで1着を狙って大敗することが多い。やっぱり着を拾うことも大切ですよね。レースの組み立てというか。メンタル面です。あと、モーターの調整面も確実に上で走っている人達には劣っています。急に気象条件が変わったりするとダメです。正味、ターンは記念に入っても差はないと思っています。2艇旋回なら負けるとは思っていないし、1枠だったらまくられたり、差されたりするとは思わない。ただ、6艇となると状況が変わってくる。ボートレースってお互いを邪魔し合う競技ですからね。枠番に応じた調整とかもあったりするので内枠、外枠で調整を変えたりもしています。でも、何だろう…。難しいですね。基本的にはちょっと伸び寄りにしています。そんなに極端な感じではないんですけど、(回転を)止め気味で乗っています。足に気持ち余裕を持たせて、多少乗りにくくても乗りこなすというスタイルです。調子の良い時は、展示タイムは常に出そうと思っているので、まずは展示タイムですね。あとはグリップ感を求めているので、コーナーの出口の押しとかです。グリップしてからの立ち上がりでしっかりとスピードに乗っていれば自分は良いなと思える。その時はアウトコースでも『ズバッ』と突き抜けます」僕はクリーンなレースが好きなんで、外を張ったりとか、そういうのはやりたくない。見ていてそういうのが好きじゃない。余計に1マークで決着をつけられる伸び型にしているのかもしれない」

(マンスリーBOATRACE 万穴ハンター・石井誠司より抜粋)

●1着決まり手(過去6ヶ月)

逃げ…18回 まくり…17回 まくり差し…3回 差し…6回 抜き…1回

※出場予定…桐生・一般=4月30日~5月5日

桧村賢一

1947年福岡県生まれ。「競艇専門紙・ニュース」を経て、現在は「マンスリーBOAT RACE」のライターとして執筆活動のほか、レジャーチャンネルでのレース解説、BTS市原、岡部、岩間などで舟券塾を定期的に開催している。「舟券を獲る最強の教科書」(サンケイブック)「よくわかるボートレースのすべて」(サンケイブック)などボートレース著書多数。