ギヤケース交換は一番乗りを買え

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下関マスターズCのときのことです。新モーターになって1ヶ月が経ち、整備が解禁になりました。部品交換で多かったのがギヤケースです。10名近くの選手がギヤケースの交換をしました。回数にすると、もっと多くありました。

新モーターのギヤケースに何か欠陥でもあったのかと心配しましたが、そうではありませんでした。昨年の取り置き部品のギヤケースに交換したただけです。ギヤの噛み合わせが良かったのか、なんらかの理由でパワーアップにつながった選手がいたから、他の選手も真似をしたということのようです。

取り置き部品のギヤケースの交換は、選手が好きなものを選んで良い場合と、順番で出してくれる場とがあるそうです。いずれにしても早めに交換した選手が、推進力を引き出すギヤケースに当たる可能性が高くなります。遅れた者に残り福はないでしょう。

桧村賢一

1947年福岡県生まれ。「競艇専門紙・ニュース」を経て、現在は「マンスリーBOAT RACE」のライターとして執筆活動のほか、レジャーチャンネルでのレース解説、BTS市原、岡部、岩間などで舟券塾を定期的に開催している。「舟券を獲る最強の教科書」(サンケイブック)「よくわかるボートレースのすべて」(サンケイブック)などボートレース著書多数。