旬レーサー 秦 英悟(大阪・35歳)

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4427秦 英悟(大阪・35歳)

今年に入り一般戦で2回優勝しています。1月浜名湖はオール2連対、2月唐津もオール2連対で、中盤から7連勝しています。以前はスピードだけという印象でしたがね最近は捲り差しに入るスピードがついて、どのコースからでも1着が取れます。5コースまでなら3連率が50%を超えるので、舟券の軸から外せません。

3月の太閤賞では初日1着スタートを切ったものの、2走目の事故でモーターが変調。満足な成績を残すことができませんでした。今回はリベンジです。

地元ではまだ優勝がありません。理由は1号艇での優出がないからです。予選を上位で通過することができるかになるでしょう最近の傾向は、GIの初日に展示タイムが良かったときは、そのまま上位進出へ突っ走り、5、6番時計のときは予選落ちです。舟券のヒ

ントになるデータです。

GIタイトルを取りたい気持ちが強い

「去年は15回優勝戦に乗って優勝は3回。一般戦では優出がノルマと思ってやっていて、苦しい時でも乗れた節もあったので、そこに関しては良かったです。ただ優勝する確率は悪かったなと。勝ち切れていないのは今後の反省点ですね。

初めてのSGだった平和島GPシリーズで優勝戦に乗れたことは大きかった。仕上がりは最初から良かったし、1走目だけは緊張したけど、その後は普段通りに走れました。何でもいいからSGに出たかったし、やっとひと皮むけたというか、とりあえず出ないとその先はないと思っていたので良かったです。

それにGIのタイトル奪取とかSGでまた優勝戦に乗って、今度は優勝したいという気持ちが強くなったし、それが現実味を帯びたというか、確認できたシリーズにもなりました。

今年は一発目の浜名湖で優勝ができたのでリズムは良いと思います。その後の住之江は優出2着だったけど、プロペラの調整は多少つかめた部分があったので3月、4月の住之江周年に生かしたいですね。

両方の周年に斡旋を入れてもらえて嬉しいですよ。しっかりとテンションを上げて行きたいですね」

(マンスリーBOAT RACEより抜粋)

●1着決まり手(過去6ヵ月)

逃げ…29回 捲り…7回 捲差…11回 差し…8回 抜き…1回

※出場予定…GI住之江周年=4月1日~6日

桧村賢一

1947年福岡県生まれ。「競艇専門紙・ニュース」を経て、現在は「マンスリーBOAT RACE」のライターとして執筆活動のほか、レジャーチャンネルでのレース解説、BTS市原、岡部、岩間などで舟券塾を定期的に開催している。「舟券を獲る最強の教科書」(サンケイブック)「よくわかるボートレースのすべて」(サンケイブック)などボートレース著書多数。