走っている内に抜かれるB2級

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4月から山崎昭生がモーターボートレーサー養成所の実技教官になるそうです。訓練環境は良くなっているにもかかわらず、勝てない新人ばかりです。養成所勝率で1位、2位になるような選手は1年もすればB1級に上がり、それなりの成績を残すようになります。しかし、1年経ってもB2級の選手は成長の歩調が遅れがちです。体重管理もできず、プロペラゲージもたくさん買うお金もないので、いつもパワー劣勢のままです。展開に恵まれて前に走っていても、パワー面で劣勢なので、走っている内に抜かれてしまいます。若いから一発があるのではと期待しない方が良いでしょう。

桧村賢一

1947年福岡県生まれ。「競艇専門紙・ニュース」を経て、現在は「マンスリーBOAT RACE」のライターとして執筆活動のほか、レジャーチャンネルでのレース解説、BTS市原、岡部、岩間などで舟券塾を定期的に開催している。「舟券を獲る最強の教科書」(サンケイブック)「よくわかるボートレースのすべて」(サンケイブック)などボートレース著書多数。