
福岡
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都市型レース場の福岡は、毎年と言っていいほどビッグレースが開催される。25年11月にはSGチャレンジカップの初開催も決定! 過去の結果を紐解き、その傾向と対策を立てたい。
福岡の記念レースは荒れる…。そう言われていた時期もあった。だが、モーターが現行の出力低減機になり、当地のイン1着率も上昇。うねり対策も施され、レース傾向も以前とは様変わりする。だがそれでも他場と比較すると、“福岡らしさ”が見えてくる。大きなポイントとしては、2・3コースの勝率が高いこと。内3艇の1着率の合算は87.2%。外コースは出番薄と考えていい。特に2コースの回収率はコース別でトップの91.8%と非常に高い。記念では意外と買いにくい「②」を、積極的に狙いたい。
そしてまくりは増える反面、まくり差しは決まりにくいということ。となれば出番は外。まくり艇の右隣が舟券の妙味となる。
内3艇のアタマが多いとなれば、必然的に配当は安くなりがち…、と思う人は多いかもしれないが、実は逆。平均配当は8,451円と、全国平均よりも約600円ほど高い。万舟券を含め、5,000円以上の配当レンジの出現率が高くなっている。つまりアタマが①・②・③で、なおかつ好配当、というのが福岡記念レースの特徴だ。
繰り返しになるが、福岡のインは決して弱くない。だがそれ以上に2・3コースが猛威を振るう。そして④・⑤・⑥アタマは出番薄。これだけは刷り込んでおきたい。
ルーキーシリーズで特徴的なのは3・4コースの強さ。1着率はともに2コースを上回る。特に注目すべきは4コースで、回収率は89.3%。決まり手も、差しやまくり差しと比べると、まくりが20.8%と圧倒的に多い。つまりルーキーらしいセンターからの豪快戦が繰り広げられているということ。抜きが8.3%と多いことも特徴で、うねりを有する難水面だけに、道中での逆転劇も見られる。
一方、イン1着率は全国平均を下回るが、回収率は75%超えと上々。買い目を絞ればインからでも十分勝負になる。
配当面では万舟率は16.2%とやや高めだが、どのレンジも際立って目立つことはない。20倍未満の配当が44.5%の割合で出現するので基本的には本命傾向で推移すると見ていいだろう。
マスターズは女子やルーキーと比べても、狙い方が明確。まず5・6コースの1着率が限りなく低いこと。そして2・4コースの1着率が高いことだ。回収率も優れており、特に4コースは116.3%と超が付くほど優秀だ。逆に3コースは1着率こそ上昇しているが、回収率が39.2%と極端に低い。1着時の妙味には欠ける。一方、イン1着率はわずかに低下するが、回収率は平均点。“買い方”のセンスが問われることになりそうだ。
決まり手では、女子戦を含むシリーズ戦の中で、最もまくりが決まっているのが実はマスターズ。
うねりを気にして、インの選手はスピードを落として回る傾向がある。そしてもう一つ、平均配当は6,352円とシリーズ戦の中で最も低く、主力選手を基調とした本命サイドでの決着が多く見られる傾向にある。
※データ集計期間は特に記載がない限り、2023年7月1日〜2024年6月30日
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