誤審、反則…ファンの信頼回復へ、今こそ審議制度を導入するべきだ

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今年の4月18日に開催されたボートレース徳山第6レースの失格判定の誤りは大きなニュースとなった。賠償金の支払いや、対象選手への対応など、手続きが行われているが、再発防止のために審議制度を導入するべきだろう。

今回の案件は妨害失格の対象ではない、全く別の選手を妨害失格と判定し、確定してしまったことで発生した。記者の知り合いも、たまたま同レースの舟券を購入(しかも賠償対象の舟券)しており、リアルタイムで映像を見ていただけに「マジか!」と声を上げたという。記者はリアルタイムではレースを見ていなかったが、会社の同僚から「徳山の6レース見た?」とすぐにメールが来た。

藤原邦充

藤原邦充(ふじわらくにみつ)。1974年生まれ、出身は香川県観音寺市。近畿大学を卒業。就職浪人の末、98年に報知新聞入社。芸能社会、中央競馬、ボートレース(1年だけ)、一般スポーツを経て05年から2度目のボートレース担当に。競輪担当になって観音寺競輪を取材することが夢だったが、無念の廃止に。