エンジン抽選の意味はあるのか?セット交換問題の真相に迫る

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8月号で書いた「セット交換はやめるべきだ」の記事には大きな反響があった。6月の尼崎・グランドチャンピオンで24人がセット交換を行い、ほぼ全員がパワーアップに成功。この異常事態が記事を書くきっかけになった。その後も尼崎ではセット交換が続き、合計では44基にセット交換が行われた。

もちろん当欄だけではなく、様々なメディアでこの話題は取り上げられた。その影響もあったのか、7月の大村・オーシャンカップではセット交換が事実上、禁止になった。鳴門ではある程度の調整、整備を行った後でしかセット交換はできなくなったし、各場でも様々な対応がとられている。

藤原邦充

藤原邦充(ふじわらくにみつ)。1974年生まれ、出身は香川県観音寺市。近畿大学を卒業。就職浪人の末、98年に報知新聞入社。芸能社会、中央競馬、ボートレース(1年だけ)、一般スポーツを経て05年から2度目のボートレース担当に。競輪担当になって観音寺競輪を取材することが夢だったが、無念の廃止に。