SG優勝戦Fの罰則強化は見直しを
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日本モーターボート競走会は今年3月、グレード競走における選手責任事由によるスタート事故を起こした選手に対する罰則を強化すると発表した(2023年度から)。衝撃的だったのがSG優勝戦におけるフライングの罰則強化。これまでは1年間のSG出場停止だったが、倍の2年間に延長された。記者はこの変更を聞いた瞬間、耳を疑った。今まででさえ、罰則が重すぎると思っていたのに、さらに倍とは。もちろん、罰則強化には大反対だ。
引退する選手も
ボートレーサーとして活動できる期間が30年あるとして、SGを主戦場として戦えるのは何年ぐらいだろうか。バリバリと活躍できるのは10年前後ではないか、と記者は考える。そのうちの2年を奪ってしまうのだ。SGにも参戦しているベテランレーサーは「もうSGには戻ってこれないでしょうね。そのまま引退する人もいると思う」と話した。
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藤原邦充(ふじわらくにみつ)。1974年生まれ、出身は香川県観音寺市。近畿大学を卒業。就職浪人の末、98年に報知新聞入社。芸能社会、中央競馬、ボートレース(1年だけ)、一般スポーツを経て05年から2度目のボートレース担当に。競輪担当になって観音寺競輪を取材することが夢だったが、無念の廃止に。