33年ルールが暫定的に緩和

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昨年後半から今年にかけて、ボートレース界ではベテラン選手の引退が相次いでいる。十分にやり切って引退する選手もいれば、持病や体の故障からやむなく現役を退いた選手もいる中、引退勧告のルールに抵触してしまい、不本意ながら引退に追い込まれた選手も実は多い。

引退勧告のルールとは、具体的には選手会の「競走の公正確保及び競技水準の向上化に関する規定」だ。ファンにも知られている(知らないファンも多いかもしれないが)のは、4期通算勝率が3.80を下回った選手の引退(ただし、デビューして3年以内の新人を除く)。若くして引退している選手はほぼ、このルールに抵触している。

藤原邦充

藤原邦充(ふじわらくにみつ)。1974年生まれ、出身は香川県観音寺市。近畿大学を卒業。就職浪人の末、98年に報知新聞入社。芸能社会、中央競馬、ボートレース(1年だけ)、一般スポーツを経て05年から2度目のボートレース担当に。競輪担当になって観音寺競輪を取材することが夢だったが、無念の廃止に。