もっと選手の賞金を上げるべきだ
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昨年末のグランプリ、記者は悔しさをかみしめていた。ボートレースではない。競輪グランプリだ。車券が外れたからではない。優勝した脇本雄太選手の走りも素晴らしかった。ただ、公営競技初の3億円レーサーという栄冠が、ボートレーサーではなかったことが悔しかった。ボートレースは競輪より売り上げが2倍以上あり、選手数は競輪よりも少ない。3億円レーサーの誕生はボートレースの方が先だと信じていた。
しかし、競輪グランプリの優勝賞金は1億2380万円。5月に開催される全日本選手権(ダービー)の優勝賞金は7837万円もある。ビッグレース間の賞金の格差がボートレースよりも大きいのだ。脇本選手は、両方のタイトルを勝っていた。この2大会の優勝賞金だけで2億円を超える。
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藤原邦充(ふじわらくにみつ)。1974年生まれ、出身は香川県観音寺市。近畿大学を卒業。就職浪人の末、98年に報知新聞入社。芸能社会、中央競馬、ボートレース(1年だけ)、一般スポーツを経て05年から2度目のボートレース担当に。競輪担当になって観音寺競輪を取材することが夢だったが、無念の廃止に。