本当のファンサービスを考える
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新型コロナもかなり落ち着き、日常が戻りつつある。SGなどでも、人数制限はあるものの、ファンを入れてのオープニングセレモニーが再開された。コロナ以前は定番だったお笑い芸人のショーや、歌手のステージなども徐々に増えてくるだろう。ただ、無くなってしまったものもたくさんある。記者はコロナ以降も、すべてのSGの現場を見てきた。そこで考えたことは、本当のファンサービスとは何かということだった。
ボートレース業界にとって一番のファンは誰か? 舟券を買ってくれるファンで間違いないだろう。もちろん、舟券は買わなくても、選手が好きで応援しているファンもいる。ただ、そのままでは売り上げにつながらない。売り上げの大きさは、直接業界の活気につながり、ファンが増えるという好循環を生み出す。今のボートレースがまさにそれ。舟券を買わないファンに、いかに舟券を買ってもらうかも大事だが、ずっと舟券を買い続けてくれているファンをもっと大切にするべきではないのか。
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藤原邦充(ふじわらくにみつ)。1974年生まれ、出身は香川県観音寺市。近畿大学を卒業。就職浪人の末、98年に報知新聞入社。芸能社会、中央競馬、ボートレース(1年だけ)、一般スポーツを経て05年から2度目のボートレース担当に。競輪担当になって観音寺競輪を取材することが夢だったが、無念の廃止に。