大谷翔平と松井繁、2人の“勝負論”が重なる意外な共通点とは

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「僕は勝負強くないから」

同じ言葉を、スーパーアスリートとスーパーレーサーが言った。ひとりは大谷翔平、もうひとりは松井繁だ。

前者に関しては、得点圏打率のことが話題になる。今年もまたシーズン序盤は悪かった。しかし、昨年は終盤に鬼のように打った。最終的には打率3割1分0厘に対して、得点圏打率2割8分3厘まで近づけた。その前年が3割0分4厘に対して3割1分7厘、3年前が2割7分3厘-3割1分4厘。初めてMVPに輝いた21年は、打率2割5分7厘ながら本塁打46本で、投手として9勝を上げた。ちなみにこの年の得点圏打率は2割8分4厘だった。