植木通彦 Diary


2012/12/25
SG第27回賞金王決定戦 優勝戦

ボートレース住之江で開催されました「第27回賞金王決定戦競走」へ6日間に亘る全国各地からのご声援、誠にありがとうございました。

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12月25日
12月24日の第11レースでSG第27回賞金王シリーズ戦競走、そして第12レースでSG賞金王決定戦競走が行われました。

シリーズ戦では、篠崎元志選手(九州地区・福岡)が優勝しました。
コース争いが熾烈な中、冷静に0.11の素晴らしいスタートタイミングでスタートし、マークを外さず、他を寄せ付けないターンでSG初制覇となり、通算では21回目の優勝となりました。
最近では、ボートレースPR活動やレースの両立と難しい時期があったと思いますが、それらを乗り越えての今回の優勝という事で、これからもボートレーサーを目指す若者の憧れとして、頑張ってほしいと思います。
優勝おめでとうございました。

そしてSG賞金王決定戦競走を見事制したのは、山崎智也選手(関東地区・群馬)でした。
実力者が揃った6名のレースで、3周回見ごたえのあるレースとなりました。
賞金王決定戦競走は初制覇で、通算では64回目の優勝となりました。

レースは、混戦の1マーク、冷静にセンターコースから艇と艇の僅かな間隙を突くスピードターンで勝利を掴みました。

その山崎選手は、ファンの皆さまもご存じと思いますが、奥様である横西奏恵選手が、「家事を優先し、主人の仕事を支えたい」というコメントを出し、賞金王決定戦競走開催中に引退表明がありました。
奥様の引退表明時に、SG賞金王決定戦競走制覇とは、ドラマチックというか、すごいタイミングと思います。しかし、その裏には、今大会までの本人の仕事に対する取組みや奥様の力添えがあったのではないかと思います。
これからもこれまで同様に、奥様を大切に、各種事故等には気を付け、ファンの期待に応え、ボートレース発展に頑張ってください。
優勝おめでとうございました。

また、賞金王決定戦競走では、一番人気となった松井選手をはじめ、一年間の獲得賞金上位で争われた今大会参加レーサーの皆さん、6日間お疲れさまでした。

また、今大会参加レーサーの中には、やまと学校での養成員やスター候補生・新人レーサー(2年未満)等に対しての実技指導のご協力もいただきました。
学校を代表して感謝しています。

同時に、実技指導を受けた養成員、新人レーサー達が、一日も早く精神力・技術等を向上させ、指導する立場となる日を楽しみにしたいと思います。

最後に、今年残りわずかとなりましたが、各地では年末・年始レースを地元ファンの皆さまが楽しみにしていると思います。
SG最高峰レース参加後の気持ちの仕切り直しは難しいと思いますが、参加レーサーの皆さんは、気持ち新たに期待に応えるレースで頑張っていただきたいと思います。

本日、やまと学校では、50日間の整備士講習会が終了しました。
これからの整備士としての実技は勿論の事、業界人としての心構えやルール、その他の多くを学びました。
特に乗艇訓練は、講習生の能力が高く、特にスタートについては、個人スタート(単独)まで課業が進みました。
写真は、講習会中に、レーサーがピットでエアーレス調整作業を行っている説明をしているところです。

それでは また… 植木 通彦

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