舟券傾向と対策
舟券予想をする上で欠かせないのは展開予想になる。インコースは先マイあるのみだが、2コースは差しやすい場なのか、3コースはまくりなのか、まくり差しなのかなどで予想は大きく変わってくる。

コース別の決まり手占有率で宮島の特徴をさぐってみる。
1コースは当然逃げが95.5%で圧倒するが、抜きは4.3%と全国平均よりも少し低い。これは1マークできっちりと決着しやすいことを意味する。差されてバック並走になりにくいとも言える。

2コースは差しが中心になるが、差し率は68.2%。これは全国平均よりも低い。要するに差しづらいということ。インが1マークで決着しやいこととリンクしている。

3コースの特徴はまくり率が45.2%でこれは全国平均よりも高い。まくり差しよりもどちらかと言えばまくりが中心になりやすい。差しやまくり差しではインをとらえづらいということでもある。

4コースになると一転する。まくりは数字的には一番高い49.8%の占有率があるが、全国平均と比べると少し低い数字になる。4コースはまくり差しや差しが全国平均よりも決まりやすいとイメージすると良いだろう。

5コース、6コースは似たような占有率になる。ともにまくり差しがメインとなるコース。前頁で説明したようにダッシュ勢はスリットが乱れやすい。誰がスタート行くかが重要になる。