長嶋万記が地元QC出場へ向けて奮起

11/10 13:56更新
GⅡレディースチャレンジカップは女子賞金上位の20人(F休み選手除く)によって争われる。年末の浜名湖クイーンズクライマックス出場を懸けたラストバトルとなるためにし烈な争いになる。

ただ、例年大きく順位が変動することはあまりない。最終的に最後のイスひとつをめぐる戦いになると予想される。12位のボーダー下位からの優勝一発はもちろんある。特に長嶋万記は地元で行われるクイーンズクライマックスには是が非でも乗りたいところ。気合も十分に入っているだろう。しかし、実際はボーダー下位の優勝はほとんどないのがこのシリーズである。
LCCは準優制ではなく、5日目までの予選得点制で行われる。これが下位からの優勝が少ない理由となっている。ドリーム組は例年予選は7走するのだが、7走目はドリームと同じ枠になる。つまり、ドリームの1号艇は2回の1号艇プラス、ドリームの点増しがあるために予選得点率制では圧倒的に有利なのだ。

つまり、1号艇でドリームに乗る予定の平山智加はかなりアドバンテージを持っている。LCCで賞金を上積みして、年末の戦いも盤石のものにしたいと目論むはず。2位の守屋美穂、3位の小野生奈あたりも虎視眈々と上位を狙える位置にいる。

当地との相性の良さで言えば松本晶恵、田口節子、長嶋らが挙げられる。松本は奇数コースからのまくり差しが強力。田口はカドまくりに魅力あり。長嶋はオールラウンダーなだけにエンジンの仕上がり具合ではどちらもこなすはずだ。

地元の細川裕子も当地では軽視できない。近況の勢いでは深川麻奈美にも注目が集まる。
戻る