遠征勢からは好調・馬場貴也が参戦
9/10 19:21更新
圧倒的な主役は茅原悠紀。今年は5月に徳山周年で優勝。そして鳴門のオーシャンカップでは優勝戦3カドからの2着に入線し、大きな賞金を積み重ね、5898万円で賞金ランキングは11位(9月10日時点)。年末のグランプリ出場を見据えて、パワフルな走りが続いている。地元ではゴールデンウィークで優勝。改めて強調するまでもなく、当地では頼りになる存在だ。
当地ではこの人も忘れてはならない、平尾崇典。最近は伸びをつける調整で各地で大暴れ。スリット後、有無を言わせぬスピードであっという間にまくりを決める。地元での実績は茅原以上で、近況好調だけに侮れない。
山地正樹の新期勝率(5月1日~)は7.26。最近はどこへ行ってもエンジンを噴かせ、まくってよし、差してよしのレースが続いている。特に外枠に組まれたときには容赦ない前付けで、内コースをうかがう。住之江高松宮記念でも好エンジンを手に予選突破を果たした。
遠征勢では馬場貴也の名前が光る。SG2冠のスピードスターは近況絶好調。8月に地元のびわこ周年で5コースからまくり差して優勝。これが嬉しいGI初優勝だった。この優勝戦が象徴するように、外からでも勝負できるのが馬場の強み。まくり差しの鋭さは艇界トップクラスだ。
ダービーにも出場する久田敏之。SGはオーシャンカップ~メモリアルからの3節連続出場となる。そろそろタイトルの期待がかかるところだが、その前にここで一発決めたい。
このほか、西村拓也、片岡雅裕、山崎哲司、柏野幸二、大久保信一郎らが主力となりそうだ。