モーターボート誕生祭が開幕
7/27 23:39更新
27日の前検日はエンジン抽選やスタート特訓が行われた。エンジンは今節で5節目で相場はまだまだはっきりしないものの、これまで動きの良かったエンジンを引き当てた選手をピックアップしていきたい。
初下ろしで西野翔太が節イチの足に仕上げていた11号機は北村征嗣が手にした。当地は約2年2ヶ月ぶりの登場だけあって「大村が久しぶりすぎてどんな感じなのかは分からないですね。乗ってみた感じは重いですね。水面を思い出しながら調整していく」で、把握は出来ていなかった。それでも同班だった坪井康晴は「北村選手には少し分が悪いように感じました」と話しており、足は確かとみていいだろう。
ベテラン勢では平石和男が引き当てた58号機も期待が出来る。中田達也が優勝を飾り、その後に乗った佐々木巌もかなりの動きをしていた。ただ、佐々木は最終日に転覆をしているのだが大きな部品は換わっておらず問題なさそう。「スローからでも伸びられないし、ダッシュからだとちょっと余裕がある」と、伸びには手応え有りだ。
柳沢一とタッグを組む18号機は、前操者の大川茂実が最終日にカドからまくり差して波乱を演出している。「行き足がいいですね。班の中で前検タイムが出ていたし、全体的にパワーがある感じ。6月にきた時よりは全然いいですね」とのことで、かなりの好感触を得ている。
前検一番時計をマークしたのが37号機の森野正弘。「握り込みの重さにストレスはあるけど、足は良さそうですね。スローからいっても最後に伸び返している感じがありました。ペラは自分の形に近い。良さそうな伸びを落とさずに行き足を求めていきたい」と、今の足に手前がくれば楽しみは広がる。初日は7R1号艇での1回走り。しっかり結果を残してくれそうだ。