女子戦は展開推理の初心者教室

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女子戦は展開推理の初心者教室

女子選手の数は、3月31日現在で244名です。これに対して男子選手の数は1364名です。1000名を超えると名前と顔を覚えるのも大変です。その点、女子選手は数が少ないこともあって、名前と顔が一致します。さらに毎週、どこかで女子戦をやっているので、走り方も覚えます。

女子選手の特徴は、捲り差しのできる選手が少ないことです。1コースからの逃げが基本ですが、後は捲るか差すかです。1コースの選手が敗れるのは、捲りに潰されるケースが多く、差しは届きません。

舟券を考える上で、1コースから逃げが決まるか、中枠からの捲りが決まるかを考えれば良いだけです。差しに構える選手を狙う時には、捲りの外につけた選手てす。SGやGIのように隙があれば展開を突いて抜け出すといったことは、あまり考える必要がありません。1マークを先取りする選手は誰かを考え、そこからマークして差すか、流れ込む選手を探せば良いだけです。複雑な展開を考える必要がありません。舟券のビギナーでも入りやすいのが女子戦です。

桧村賢一

1947年福岡県生まれ。「競艇専門紙・ニュース」を経て、現在は「マンスリーBOAT RACE」のライターとして執筆活動のほか、レジャーチャンネルでのレース解説、BTS市原、岡部、岩間などで舟券塾を定期的に開催している。「舟券を獲る最強の教科書」(サンケイブック)「よくわかるボートレースのすべて」(サンケイブック)などボートレース著書多数。