2コース成績で走り方をイメージ

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1コースが逃げる条件の一つに、2コースの走り方が影響します。2コースから落として差す選手がいると、3コースが攻めます。ボートボーイ4月号で瓜生正義のインタビューが載っていました。2コースの丸野がスタートで遅れると読んでまくりの決め打ちを考えていたと答えていました。2コースが全速で攻めるような選手がいると「弾かれていたかも」です。2コースの存在は、それほど重要になります。

コース別の決まり手は、「艇国バンク」で調べることができますが、レース直前になって一人ずつ調べるとなるとかなりの手間です。簡単な方法は出走表のコース別成績です。コンビニで無料で手に入る出走表には、コース別成績の上段が進入回数、中段が1着回数、下段が2着回数です。この数字をチッェクすると、2コースが差しに構える選手か、全速で攻める選手か読めます。2コースの進入回数に対して、1着数が極端に少なく、2着回数の多い選手は、差し構えと見て構いません。こういう選手が2コースにいるときは、1コースから入る時に1-2と1-3は同じように買っておかなければなりません。1着回数が2着と同数か多い場合は2コースは全速で多いようです。このときは1-2=流しを勧めます。

桧村賢一

1947年福岡県生まれ。「競艇専門紙・ニュース」を経て、現在は「マンスリーBOAT RACE」のライターとして執筆活動のほか、レジャーチャンネルでのレース解説、BTS市原、岡部、岩間などで舟券塾を定期的に開催している。「舟券を獲る最強の教科書」(サンケイブック)「よくわかるボートレースのすべて」(サンケイブック)などボートレース著書多数。