旬レーサー 秦英悟(大阪・36歳)

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外枠からの2、3着絡みを狙え

デビューは2007年で、同期生に桐生順平がいます。SG初出場は2020年12月の平和島で開催されたグランプリSなので、やや遅咲きといっても良いでしょう。しかし、SG初出場でいきなり優出しました。昨年は平和島で開催されたダビーに出場してして優出2着になりました。通算勝率は6.23しかありませんが、SGに関しては、49走で勝率8.00、2連率は44.9%をマークしています。ここ4期は連続して勝率7点台と高いレベルで安定するようになりました。

秦の強さはコースを問わず上位着が取れることです。狙ってみたいのは6コースに回ったときです。6コースからの3連率は58%もあり、4、5コースよりも高めです。もちろん高配当に貢献します。

今年の目標はグランプリ出場

「去年は2年前よりも、もう一段階前進できたし、充実した1年になりました。特に10月の平和島ダービーでは、SGの準優1号艇も経験できて自信になったし、またチャンスがあれば十分に戦えるのかなと思えました。勝てるチャンスはあったと思うし、悔しい所もあったけど、あの経験はまた次に活きると思っています。それに去年は110勝を挙げて優勝6回。1着が増えたのは充実していた証拠だし、以前と比べると良いパフォーマンスを見せられていると思います。やっと脂が乗ってきたかな(笑)。でも、まだまだ乗せたいし、これを最高にしないように上を目指していきたいです。今年の目標はグランプリ出場です。去年、グランプリの舞台がもう一歩の所に見えたし、石野貴之さんと一緒にグランプリへ行きたかった。あの時のいろいろな気持ちを大事にして、今年はあの舞台に出ると決めて頑張っていきたいです。僕はウサギのように早く成長することはできない。亀のようにゆっくりと少しずつでも成長していきたいですね。今まで通りコツコツと頑張ってやっていきます」

(マンスリーBOAT RACEより抜粋)

●1着決まり手(過去6ヶ月)

逃げ…24回 まくり…7回 まくり差し…8回 差し…3回 抜き…2回

※…GI唐津周年=3月1日~6日

桧村賢一

1947年福岡県生まれ。「競艇専門紙・ニュース」を経て、現在は「マンスリーBOAT RACE」のライターとして執筆活動のほか、レジャーチャンネルでのレース解説、BTS市原、岡部、岩間などで舟券塾を定期的に開催している。「舟券を獲る最強の教科書」(サンケイブック)「よくわかるボートレースのすべて」(サンケイブック)などボートレース著書多数。