~中国地区選手権優勝戦展望~

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寺田祥

ここまでの地区選手権のウイナーです。四国地区選・山田祐也、九州地区選・長野壮志郎、関東地区選・今泉友吾、東海地区選・磯部誠、近畿地区選・是澤孝宏。何と、磯部選手以外は「GI初Vおめでとう」という結果となり、初々しい顔ぶれが揃っています。あとは、関東地区と東海地区は人気に推された1号艇の選手がフライング(涙)と、大波乱の結末になったことも、今回の地区選の流れにもなっています。

それでは、今回の「実況アナの穴目八目」は、最後の地区選予想です。BOATRACE下関で開催されているGI「第65回中国地区選手権競走」優勝戦展望をお送りします。

優勝戦メンバーは、①寺田祥大峯豊海野康志郎前本泰和上平真二原田篤志。準優勝戦は全てイン逃げ決着となり、地力を持っているが順当に勝ち上がる結果になりました。

進入は、前本選手が動いてきても、大峯選手と海野選手は牽制して入れないでしょう。そうなると、123カド456か、1234カド56に収まることが濃厚です。

さて、地区選最後の優勝戦は、「最後まで波乱が続くのか?」それとも、「人気の決着で終わるのか?」私は、前者を選びます。ナイターの下関は、インの強さに定評があります。加えて、予選トップ通過した寺田祥選手が優勝戦の1号艇になったことで、堅実に逃げ切ると私は読んでいます。相手も、大峯選手と海野選手が次位争いを繰り広げ、準優と同様に堅めの決着になるというのが私の見解です。あと、準優2着組の中で、パワーがやや劣勢なのが前本選手。ここは、敢えてフォーカスから外します。

小林習之

1969年滋賀県大津市生まれ。千葉大学法経学部経済学科卒。1991年に三重テレビのアナウンサーとして入社。1年目に、津ボートレース展望番組「津ボートレースアワー(現・ボ〜っト見せちゃいます。津ぅ)」のMCを担当したのがボートレースとの出会い。1994年にフリーアナウンサーに。テレビ埼玉「レースダイジェストBACHプラザ(現・BACHプラザ)」総合司会やBOATRACE戸田の実況が本格的な公営競技アナウンサーのデビュー。ボートレースの師匠は、スポーツ報知若松担当の井上誠之記者(師弟関係は27年)。また、ボートレース以外はオートレース、高校スポーツ(野球・サッカー・ラグビー・春高バレー)、プロ野球、Jリーグ、海外サッカー(オランダ・ポルトガル)などの実況をこれまで担当。2019年1月、BOATRACE三国の正月開催「初夢賞」をもってレース場メイン担当のアナウンサーを引退。現在は、有限会社アップライトの経営者として後進の指導を中心にあたる。