~近畿地区選手権優勝戦展望~

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藤山翔大

今日(16日)優勝戦が行われたBOATRACE常滑のGI「第67回東海地区選手権競走」は、大本命に推された池田浩二選手がプラスコンマ01のフライング…。昨年の大会でも、予選得点トップで準優勝戦を進めながら、準優勝戦がフライングで戦線離脱と涙をのむ結果でした。フライング休み明けは、6ヶ月間のGI・GⅡ斡旋除外という昨年以上に苦しい立ち上がりとなった池田選手ですが、今後の戦いぶりに注目が集まっていきそうです。

それでは、今回はBOATRACEびわこのGI「第65回近畿地区選手権」の優勝戦展望をお送りします。優勝戦のメンバーは、①藤山翔大石野貴之稲田浩二中島孝平是澤孝宏丸岡正典。豪快かつ圧巻なレース内容で、グングンとファンの人気が上がっている藤山選手が、オール2連対で優勝戦の1号艇を掴み取りました。

今回が初のGI優勝戦進出とは感じさせない、堂々とした戦いっぷりを見せつけている藤山選手。一気にGI初制覇というシナリオが出来上がっていきそうです。昔のびわこなら、インの1着率が高くない不安な要素はあったものの、第1ターンマークが対岸寄りに位置が変更になってからは、コース有利な水面に変貌しています。ここは、藤山選手が他艇を寄せ付けない逃げ切り体制を作る可能性が相当高いと私は読んでいます。

そうなると、次位争いが焦点になっています。私の一番の推奨レーサーは、最後の準優・12レースで気配面の良さが光った是澤選手。配当面でも、インから比較的人気薄の組み合わせで、中穴配当が期待出来ます。

それでは、フォーカスです。藤山選手の1着不動から是澤選手を絡める1-5=流の8点をおススメします。

なお、次回の「実況アナの穴目八目」は、ナイター開催のBOATRACE下関のGI「第65回中国地区選手権競走」の優勝戦展望をお送りします。

小林習之

1969年滋賀県大津市生まれ。千葉大学法経学部経済学科卒。1991年に三重テレビのアナウンサーとして入社。1年目に、津ボートレース展望番組「津ボートレースアワー(現・ボ〜っト見せちゃいます。津ぅ)」のMCを担当したのがボートレースとの出会い。1994年にフリーアナウンサーに。テレビ埼玉「レースダイジェストBACHプラザ(現・BACHプラザ)」総合司会やBOATRACE戸田の実況が本格的な公営競技アナウンサーのデビュー。ボートレースの師匠は、スポーツ報知若松担当の井上誠之記者(師弟関係は27年)。また、ボートレース以外はオートレース、高校スポーツ(野球・サッカー・ラグビー・春高バレー)、プロ野球、Jリーグ、海外サッカー(オランダ・ポルトガル)などの実況をこれまで担当。2019年1月、BOATRACE三国の正月開催「初夢賞」をもってレース場メイン担当のアナウンサーを引退。現在は、有限会社アップライトの経営者として後進の指導を中心にあたる。