浜名湖ヴィーナスS・5000番台の舟券貢献度

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人気のないベテラン女子は実利を取る

今週は浜名湖でヴィーナスSが開催されます。次週に桐生でGⅡレディースオールスターが開催されるので、有力選手はほとんど桐生の方に回っています。浜名湖に出場するのは、人気のない選手、実力の劣る選手いうことになります。人気のないベテラン女子にすれば、気持ちの上で納得できないところもあるでしょうが、B2級が15名もいるので、勝つチャンスが増えたとばかりに実利の方を選択するかもしれません。B2級の中には、魚谷香織土屋南といった産休明けの実力派もいます。ここらは例外として、5000番台が活躍しないことには高配当も出ないでしょう。可能性のある選手を調べてみました。

●浜名湖ヴィーナスS出場5000番台の実力

登番 選手名 支部 11月以降 1着 2着 3着 4着 5着 6着平均S

5019柴田百恵(静岡) 3.77 0 8 2 8 9 6 0.22

前期F2で仕掛けは慎重になっているが、ターンはしっかりしており2着受け向き。

5045平川香織(埼玉) 3.61 2 3 6 6 7 12 0.21

1コースのスタートは早い。同格相手なら上位着も期待出来る。中枠は全速流れ込み。

5052赤井星瑠菜(大阪) 3.58 3 2 5 6 10 9 0.18

安定しないがゼロ台のスタートを決めてくる。4カドなら一発高配当も期待できる。

5116金子七海(福井) 1.94 0 1 2 2 8 20 0.22

枠番を主張するようになってきた。下位戦なら2コースからの流れ込みで3着に。

5117冨名腰桃奈(福岡) 3.44 0 6 6 13 12 12 0.21

日を追ってスタート勘をつかんでくる。スピードもついて成長著しい。追い続けたい。

5129山口真喜子(長崎) 3.65 4 6 8 18 20 15 0.17

3コースまで入るようになってきた。まくり差しの角度、スピードがあり活躍の場多い。

5140吉田彩乃(静岡) 2.38 1 1 1 3 14 12 0.25

6着を取る回数が減ってきた。オールB級戦ならまくり差しで3着に食い込みある。

5173谷口佳連(香川) 3.45 4 4 6 7 20 33 0.17

スタートが早く、乗艇姿勢もよい。インなら速攻で1着、中枠でも着絡みができる。

5184飯塚響(群馬) 1.30 0 0 1 2 7 42 0.20

スタートの技術は上がってきている。オールB級戦でスタートが決まれば流れ込み。

5189藤原早菜(岡山) 1.88 0 1 0 9 10 26 0.22

F持ちだが4着が急増中。格上に競り勝つシーンもあり、3着受けで狙い続けたい。

5202宮崎つぐみ(大阪) 1.35 0 0 1 2 6 28 0.21

転覆が多すぎる。攻めた結果なら評価できるが、ターン技術が未熟といった感じ。

5203神里琴音(福岡) 1.35 0 0 1 0 12 32 0.21

8月に水神祭を挙げた後は大敗の山だが、スタートだけは決めている。

5204宇恵有香(三重) 1.27 0 0 0 1 6 26 0.19

スタートは早いが、ターンが遅い。外枠から抜け出すまではまだまだ苦戦が続きそう。

5205刑部亜理紗(静岡) 1.24 0 0 1 0 2 26 0.22

アウト一本なので伸び型に仕上げても、ターンの甘さは否定できず着絡みは期待薄。

浜名湖ヴィーナスSは、65、33、36号機が活躍

浜名湖のモーターは昨年の4月から使用しています。中間整備で48号機が大活躍した時期がありましたが、今は超抜ではなく、上位級の評価です。浜名湖は地元選手が集まるGW、お盆、正月レースの後にパワーの変化が出てきます。浜名湖の季節に合わせた調整をするので、うまく調整できたモーターが活躍する傾向です。今回は正月戦の成績チェックが欠かせません。65号機は実戦向きのモーターで、誰が乗っても大崩れなくまとめてきます。33号機は正月戦で坪井康晴が優出3着、ウインターカップで徳増秀樹が優勝しており、浜名湖水面に合った調整ができています。36号機は選手の勝率アップに貢献するモーターです。

桧村賢一

1947年福岡県生まれ。「競艇専門紙・ニュース」を経て、現在は「マンスリーBOAT RACE」のライターとして執筆活動のほか、レジャーチャンネルでのレース解説、BTS市原、岡部、岩間などで舟券塾を定期的に開催している。「舟券を獲る最強の教科書」(サンケイブック)「よくわかるボートレースのすべて」(サンケイブック)などボートレース著書多数。