下関ミッドナイトレースの舟券作戦

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1月27日~1月31日まで下関ボートでミッドナイトレースが開催されます。チケットショップでは午後9時までのレースはリアルタイムで舟券を購入でき、それ以降のレースについては前売り発売で購入できるようになりました。ミッドナイトは、午後5時からスタートして早いテンポでレースが進行するのが特徴です。レース間に行われるスタート練習はなく、1R前に行われるスタート練習でスタート勘をつかむようになっています。レース間隔が短いこともあって、レースの合間に整備をする時間もあまりありません。それを補うため、1Rが始まる前に時間を取って、モーター調整ができるようにしています。その分、レース場入りは早くなります。

●前回下関ミッドナイトの1着枠(○数字は3連単万穴)

R 1日 2日 3日 4日 5日 6日

1R 1 1 1 4 4 1

2R 3 3 2 1 2 1

3R 2 1 5 1 2 1

4R 1 1 ③ 5 1 1

5R 1 1 1 4 1 4

6R 5 3 3 1 5 4

7R 1 ③ 1 ④ 1 1

8R 1 1 3 3 4 1

9R 1 1 6 1 4 1

10R 1 1 1 1 3 ①

11R 1 ③ 1 1 1 1

12R 2 1 1 1 1 1

優勝戦成績

着艇  選手名   展示  進入 ST   節間成績

1 1 羽野直也 6.63 1 0.07 15121 2151①

2 2 小池修平 6.67 2 0.08 16114 1151②

3 5 谷村一哉 6.66 5 0.18 322 321132③

4 4 中田竜太 6.70 4 0.16 142 112542④

5 3 市橋卓士 6.62 3 0.05 33343 2221⑤

6 6 原田篤志 6.66 6 0.24 4212331 12⑥

2連単 1-2 280円 人気 1番

3連単 1-2-5 940円 人気 3番

●ミッドナイトレースの舟券のポイント

・チェック1 直前のスタート展示を重視

ミッドナイトではレース前のスタート練習が行われません。通常はスタート練習を2回やり、さらにレース直前にスタート展示をやります。それで勘をつかむのですが、スタート展示のみしか行われません。何度もやって勘を修正することができないので、スタート展示で自分の勘と違っていれば、本番レースは合わせスタートになります。スタート展示でタッチに近いスタートを決めている選手が狙いです。

・チェック2 意外と少ない万穴

前回の下関のミッドナイトでは3連単の万穴は5本しか出ていません。全体的に1コースが強い傾向です。コース取りは枠なりが多く、外枠になった選手が自信をもってスタートができないのが1コース有利の理由です。実力上位の選手が外枠に回されたときは1着ではなく、2,3着に絡ませて下さい。

・チェック3 2回走りは前後半の着順が似る

レース間隔が短いミッドナイトは、レースの合間に大きな整備をする時間がありません。プロペラを少し叩き直す程度です。2回走りは前半の気配をそのまま後半のレースまで引きずる形になります。気配変わりがないということは、前半で取った着順と似たような着順を後半走でも取る傾向です。しかし、翌日はレース前に大きな整備をするので、前日と気配変わりすることがあります。直前の展示情報などのチェックが欠かせません。

・チェック4 後半3レースは1から

他のナイター場が終わると、ミッドナイトの売上が上がってきます。メンバーを見ても1号艇に実力上位の選手を乗せてくるので、どうしても1コースが強くなります。前回のレースでも後半3レースで、ダッシュ勢が1着を取ったレースは1回もありませんでした。高配当を狙うのではなく、1コースの選手から手堅い舟券を買ってください。後半3レースで出やすい出目は①③④で、次が①②③です。5枠の3着が5回もあります。

桧村賢一

1947年福岡県生まれ。「競艇専門紙・ニュース」を経て、現在は「マンスリーBOAT RACE」のライターとして執筆活動のほか、レジャーチャンネルでのレース解説、BTS市原、岡部、岩間などで舟券塾を定期的に開催している。「舟券を獲る最強の教科書」(サンケイブック)「よくわかるボートレースのすべて」(サンケイブック)などボートレース著書多数。