グランプリの優勝者は1枠経験者

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グランプリのルールが改正になってから8年目になります。ルールが変わった最初の大会では、トライアル1stの茅原悠紀が6コースから差して優勝しました。ところが、次の大会から2ndからしか優勝者が出ていません。そうなった理由の一つがモーター抽選です。勝率ベスト6のモーターを2ndの選手に割り当てられるようになったからです。トライアル2nd1回戦の枠番も大きく影響します。

スロー勢のモーター性能が同じなので、スタートも揃い、1コースが1着になります。2回戦から抽選で外枠が回ってきたとしても、1回戦のアドバンテージがあるので優出の可能性が高くなります。優勝者は3回あるトライアルで1度1号艇を手にしています。得点率トップで再び1号艇が回ってきたときに、1号艇の経験が生きるわけです。再現するだけで良いからです。

ただし、前付けなどがあるとこの法則が崩れるので、レース前のスタート練習やスタート展示は見てから舟券を考えるようにしてください。3本やるスタート展示はマンスリーボートのtwitterから見ることができます。マンスリーのホームページからでも入れます。

開催年 3連単出目 配当

2020年 136 1900円

2019年 124 730円

2018年 153 2200円

2017年 123 940円

2016年 142 2290円

2015年 132 2050円

桧村賢一

1947年福岡県生まれ。「競艇専門紙・ニュース」を経て、現在は「マンスリーBOAT RACE」のライターとして執筆活動のほか、レジャーチャンネルでのレース解説、BTS市原、岡部、岩間などで舟券塾を定期的に開催している。「舟券を獲る最強の教科書」(サンケイブック)「よくわかるボートレースのすべて」(サンケイブック)などボートレース著書多数。