~SG第24回チャレンジカップ・準優勝戦展望~

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池田浩二

ボートレースダービーに続いて、関東でのSG開催になったBOATRACE多摩川での「第24回チャレンジカップ」。少数精鋭の激しい予選4日間が終わり、明日(27日)は準優勝戦が10Rから12Rまで行われます。

それでは、今回の「実況アナの穴目八目」は、SG「第24回チャレンジカップ」準優勝戦展望をお送りします。

まず、準優勝戦・10Rの展望です。メンバーは、①桐生順平濱野谷憲吾新田雄史稲田浩二秦英悟坪井康晴。6号艇ながら、ドリーム戦3着と好発進を決めた桐生選手が、最初の準優の絶好枠で登場します。

進入予想は、123カド456。ただ、予選での戦いは物足りない印象が残った桐生選手。こうなると、予選未勝利ながら、尻上がりに調子を上げてきた濱野谷選手に分があると、私は読んでいます。

ここで、準優・10Rのフォーカスは、濱野谷選手の差しを軸に、2-1-流が本線。穴は、濱野谷選手の直まくりを中心に、2-5=流・2-6=流と、高配当狙いのフォーカスで勝負します。

続いて、準優勝戦・11Rのメンバーは、①瓜生正義峰竜太中島孝平寺田祥菊地孝平佐藤翼。やはり、「瓜生vs峰」の構図にスポットが当てられてしまいます。

進入は、123カド456が濃厚です。ただ、菊地選手がコース取りに動くと、12345カド6の可能性も十分あります。ここは、瓜生選手の先制攻撃が中心で、峰選手は次位追走の構えを予想しがちです。

しかし、ドリーム戦を制した後の峰選手は、モーターの仕上がりが6割から7割というのが、私の評価です。多分、1=2-流にかなり人気が集中しそうですが、ここは思い切って瓜生選手から峰選手を外した狙い目を推奨します。したがって、準優・11Rのフォーカスは、1-3456-3456の12点を挙げておきます。

最後に、準優勝戦・12Rのメンバーは、①辻栄蔵池田浩二茅原悠紀山口剛白井英治原田幸哉。予選3日目に得点トップに立った辻選手が、そのまま予選首位通過する結果になりました。

進入予想は、123カド456に落ち着くか?あるいは、外枠の2選手が動きを見せて、123456の全艇スローになるか?この2パターンが考えられます。

最大の焦点は、辻選手がしっかりと逃げられるか?に絞られます。ここは、辻選手の逃げよりも、ハンドルワークが絶品な池田選手の差し技に、私は優位を見ました。したがって、池田選手を軸にした狙い目を出します。

それでは、準優・12Rのフォーカスです。本線は、2-1=流の8点。穴は、2-3-流・2-4-流の8点をオススメします!!

なお、次回の「実況アナの穴目八目」は、SG「第24回チャレンジカップ」&GⅡ「第8回レディースチャレンジカップ」優勝戦展望をお送りします。

小林習之

1969年滋賀県大津市生まれ。千葉大学法経学部経済学科卒。1991年に三重テレビのアナウンサーとして入社。1年目に、津ボートレース展望番組「津ボートレースアワー(現・ボ〜っト見せちゃいます。津ぅ)」のMCを担当したのがボートレースとの出会い。1994年にフリーアナウンサーに。テレビ埼玉「レースダイジェストBACHプラザ(現・BACHプラザ)」総合司会やBOATRACE戸田の実況が本格的な公営競技アナウンサーのデビュー。ボートレースの師匠は、スポーツ報知若松担当の井上誠之記者(師弟関係は27年)。また、ボートレース以外はオートレース、高校スポーツ(野球・サッカー・ラグビー・春高バレー)、プロ野球、Jリーグ、海外サッカー(オランダ・ポルトガル)などの実況をこれまで担当。2019年1月、BOATRACE三国の正月開催「初夢賞」をもってレース場メイン担当のアナウンサーを引退。現在は、有限会社アップライトの経営者として後進の指導を中心にあたる。