~SG第68回ボートレースダービー・優勝戦展望~

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平本真之

5日目のボートレースダービーの準優勝戦は、1号艇の選手の勝利はゼロ…。そして、2号艇の選手が全て1着を獲り、SGの準優勝戦としては激闘の印象が深いレース内容となりました。

それでは、明日(31日)行われるSG「第68回ボートレースダービー」優勝戦展望をお送りします。

優勝戦メンバーは、①平本真之辻栄蔵白井英治峰竜太秦英悟深谷知博。予選ラストの6着で得点トップに立てなかった悔しさを味わった平本選手が、SG初優勝(第29回グランプリシリーズ)した好印象の平和島水面で、躍動するチャンスを掴みました。

コースの動きはなさそうで、123カド456の枠なり進入が濃厚です。何といっても、勝負のポイントは、スタートの出来に尽きます。5日目の準優・12レースで、峰選手がちょっとスタートで劣勢になった瞬間、白井選手の差しを許しました。ただ、今シリーズの平本選手のスタートは切れがいいので、優勝戦の1号艇が転がり込んだツキを生かして、先行体制を築き上げる確率はかなり高いと、私は読んでいます。

これに対し、逆転V候補の1番手は、準優の雪辱戦に燃える峰選手。あわや優出漏れのピンチを切り抜け、優勝戦は4号艇で登場となりました。白井選手がまくっていく体制になると、峰選手の究極のまくり差しが入って、優勝争いに加わっていくことも十分あります。したがって、インから逃げを決める平本選手vsまくり差しの一撃を狙う峰選手の対決になるという見解です。

それでは、私・小林アナのボートレースダービー優勝戦のフォーカスです。本線が1-4-流の4点。そして、押さえが4-1-流・4-5-流の8点で勝負します!!

小林習之

1969年滋賀県大津市生まれ。千葉大学法経学部経済学科卒。1991年に三重テレビのアナウンサーとして入社。1年目に、津ボートレース展望番組「津ボートレースアワー(現・ボ〜っト見せちゃいます。津ぅ)」のMCを担当したのがボートレースとの出会い。1994年にフリーアナウンサーに。テレビ埼玉「レースダイジェストBACHプラザ(現・BACHプラザ)」総合司会やBOATRACE戸田の実況が本格的な公営競技アナウンサーのデビュー。ボートレースの師匠は、スポーツ報知若松担当の井上誠之記者(師弟関係は27年)。また、ボートレース以外はオートレース、高校スポーツ(野球・サッカー・ラグビー・春高バレー)、プロ野球、Jリーグ、海外サッカー(オランダ・ポルトガル)などの実況をこれまで担当。2019年1月、BOATRACE三国の正月開催「初夢賞」をもってレース場メイン担当のアナウンサーを引退。現在は、有限会社アップライトの経営者として後進の指導を中心にあたる。