まくりは内外、差しは内

{{ good_count }}

この記事は最終更新日から1年以上が経過しています。

伸び型に仕上げる選手が出てきましたが、絞りまくりだと1マークに行くまでの事故も多くなります。絞れば内側が反発するので、間に挟まった選手が両サイドから風を受けます。ボートの下に入った風が、間に挟まったボートを押し上げる形になり、操縦不能で事故になるのです。以前だとカドからまくれば外側の5,6コースの選手が続く展開が多くありました。4-5=流しか、4-56-流しが定番でした。しかし、内側艇保護のルールで、絞りまくりがワンテンポ遅れるようになっています。まくりが決まったとしても、1コースが残るのです。4-1256-1256まで必要です。さらに、ワンテンポ遅れた絞りまくりは1コースを完全に潰せないこともあり、1コースが逃げ、無理に攻めて5コースに差されるケースまで考えなくてはなりません。いずれにしても点数を買わなくてはなりません。

◎マンスリーBOATのツイッターでは、桧村VS土屋編集長「下関ミッドナイトレース 10R、11R、12Rの予想バトル」をアップします。展示航走が終わり次第、フォーカスを出します。この期間中にこのツイートをフォローしてリツィートしてくれた方の中から抽選で5名様にクオカのプレゼントもあります。

桧村賢一

1947年福岡県生まれ。「競艇専門紙・ニュース」を経て、現在は「マンスリーBOAT RACE」のライターとして執筆活動のほか、レジャーチャンネルでのレース解説、BTS市原、岡部、岩間などで舟券塾を定期的に開催している。「舟券を獲る最強の教科書」(サンケイブック)「よくわかるボートレースのすべて」(サンケイブック)などボートレース著書多数。