~GI大渦大賞 開設68周年記念競走・優勝戦展望~

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池田浩二

準優勝戦は、最初の10レースで人気に推された白石健選手がフライングと波乱のシーンもありましたが、続く11レースと12レースは順当な結果に収まり、主力格の選手が順当に勝ち上がりました。

それでは、今回は明日(21日)行われるGI「大渦大賞開設68周年記念競走」優勝戦展望をお送りします。戦メンバーは、①池田浩二西山貴浩丸野一樹岡崎恭裕平本真之吉田俊彦。長いGI・GⅡのあっせん除外期間を経て、いきなり復帰初戦のシリーズでVに最も近い位置につけることが出来ました。1走目が4着だったものの、2日目のドリーム戦で5コースからのまくり差しで制してから勢いに乗り、今シリーズの主導権取りに成功することになりました。

進入想定は、123カド456と動きはないでしょう。そして、機力面でも問題のない足をしている池田選手が、9年ぶりの大渦大賞制覇の可能性は高いと私は読んでいます。優勝確率としては90%と見ています。そうなると、2着・3着争いがどうなるか?に焦点が絞られます。いつもなら、私は外枠を絡ませて配当面を意識した狙い目を挙げるのですが、平本選手と吉田選手が伸びについて優勝戦メンバーの中でやや劣勢なのが気になります。伸びがついてからこそ、勝負圏に入ることが出来る鳴門水面ですから、今回はイン&センターの4人を絡ませた狙いを挙げていきます。いつもの私らしくない予想でスミマセン…。

小林習之

1969年滋賀県大津市生まれ。千葉大学法経学部経済学科卒。1991年に三重テレビのアナウンサーとして入社。1年目に、津ボートレース展望番組「津ボートレースアワー(現・ボ〜っト見せちゃいます。津ぅ)」のMCを担当したのがボートレースとの出会い。1994年にフリーアナウンサーに。テレビ埼玉「レースダイジェストBACHプラザ(現・BACHプラザ)」総合司会やBOATRACE戸田の実況が本格的な公営競技アナウンサーのデビュー。ボートレースの師匠は、スポーツ報知若松担当の井上誠之記者(師弟関係は27年)。また、ボートレース以外はオートレース、高校スポーツ(野球・サッカー・ラグビー・春高バレー)、プロ野球、Jリーグ、海外サッカー(オランダ・ポルトガル)などの実況をこれまで担当。2019年1月、BOATRACE三国の正月開催「初夢賞」をもってレース場メイン担当のアナウンサーを引退。現在は、有限会社アップライトの経営者として後進の指導を中心にあたる。