宮島Aレディースは、43、51、54号機に期待

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宮島のモーターは昨年11月から使用しています。モーター2連対率や最高タイムといった数字に頼るのも悪くありませんが、最近の傾向としては直前の動きを重視です。直前のシリーズに広島支部の選手が数多く出場して、宮島の水面用にプロペラを叩いています。そのシリーズで活躍したモーターが女子戦でも活躍すると考えてください。

43号機は清水敦揮が乗り、強気のコーナー戦で優出しています。出足を評価できるモーターです。51号機は宮武英司が乗り、チルト3度の菅に伸び負けない舟足を見せていました。展示1番時計をマークしたときは高い確率で1着を取っています。54号機は山本景士郎が「出足と伸びのバランスが取れて良い状態」とコメントしていた実戦向きのモーターです。10ヶ月近く使ったモーターは、気配変わりを期待できません。今回は抽選運がかなり影響するシリーズになります。

前節は菅章哉松本弓雄がチルト3度で走っていました。解説者の打越さんのレポートだと、チルトを下げたときと上げたときでは5ミリもプロペラの空きがあるとのことでした。微調整だと出走表1枚か2枚の空きの調整だそうです。女子選手がこの2人のプロペラで走れるかどうかも注目です。

43号機…海野

51号機…生田

54号機…鎌倉

菅=56号機…岸

松本=12号機…中村

桧村賢一

1947年福岡県生まれ。「競艇専門紙・ニュース」を経て、現在は「マンスリーBOAT RACE」のライターとして執筆活動のほか、レジャーチャンネルでのレース解説、BTS市原、岡部、岩間などで舟券塾を定期的に開催している。「舟券を獲る最強の教科書」(サンケイブック)「よくわかるボートレースのすべて」(サンケイブック)などボートレース著書多数。